第6回「大東経営者の会」行われる
6回目の開催となる「大東経営者の会」が12月12日、板橋校舎多目的ホールにて行われ、30名の同窓経営者が参加した。会の冒頭で、学園を代表して石井淳子理事長、高橋進学長から挨拶があり、参加の同窓経営者・関係者への感謝の言葉と今後の発展について期待の言葉があった。
講演会「チーム及び個人の目標設定と課題解決について」 大東文化大学 スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科 佐藤真太郎准教授
第6回大東経営者の会では、本学スポーツ・健康科学部スポーツ科学科の佐藤准教授と大東文化大学経済学部現代経済学科の守選手を講師として講演会が行われた。
佐藤准教授は早稲田大学人間科学部卒業後筑波大学大学院を修了し、2008年4月より本学スポーツ・健康科学部、スポーツ科学科の教諭となり、同大陸上競技部のコーチを兼務しつつ短距離走を専門として指導。2014年にはソチオリンピックボブスレー 日本代表としてご活躍された経歴を持つ。現在はスポーツ科学科准教授となり、陸上競技部短距離監督として守選手を2025年世界陸上競技選手権大会男子100mの出場に至るまで指導した。
守選手は2022年に大東文化大学経済学部現代経済学科に入学し、陸上競技部短距離に所属。佐藤准教授に師事され2025年世界陸上競技選手権大会男子100mに出場した。
講演会は「チーム及び個人の目標設定と課題解決について」と題して、佐藤准教授が指導をし、今年の東京2025世界陸上競技選手権大会の日本代表に選出された守選手との対談形式で行われた。内容は「フィロソフィーと長期計画」、「バックキャスティング思考」、「水滴石穿」、「コーチャビリティを高める」の4部構成として、世界の舞台に立つ学生を育てるために佐藤准教授が10年間実践してきた中長期計画や陸上競技部短距離としての思考方法、最も得意なことにリソースを集中することで突破口を開く精神、成功を掴むためのフィードバックの重要性やコーチングを柔軟に受け入れる姿勢などについて取り上げられた。
佐藤准教授、守選手が登壇した直後から、参加者からは大きな拍手と期待の眼差しが向けられ、講演会の内容に大きく頷いたりメモを取られる経営者の方々の様子が伺われた。
懇親会

講演会の後には懇親会(板橋校舎生協食堂にて)を開催し、本学役員および今回講師を担当した佐藤真太郎准教授、守選手も参加し、軽食を囲んでの活発な名刺交換が行われた。また、会場では参加した経営者の方々による一分間スピーチが行われ、自身の企業紹介や交流を広げる機会の場となった。
終わりに村俊範学務局長より、閉会の挨拶がなされ大東経営者の会への期待を述べて経営者の会を締めくくった。
