公開講座/Extention Lecture
2020年度公開講座
2020年11月26日(木) 開催 第3回公開講座について
2020年11月26日(木)開催 第3回公開講座 「中国100年政治外交史 ―安藤正士『現代中国年表』を読む」につきましては、新型コロナウィルスの感染拡大防止の観点より、やむなくを中止とさせていただくこととなりました。
受講生募集は終了いたしました
2020年度 秋の公開講座
「現代中国の内政・外交問題」 -最近の政治と外交
≪東洋研究所では2023年に迎える100周年に際しての原典資料の整理・訳注刊行物促進事業の一環として、各共同研究部会による特集的公開講座を開催します。本年度の講座では第1班(課題:中華人民共和国100年史研究)の研究員が、現代中国の内政外交問題についてお話しします。≫
※今回は例年のテーマ「アジアの民族と文化」ではなく、中止となった「夏休み公開講座」のテーマで開催します。
- 期間
- 2020年11月12日(木)、11月19日(木)、11月26日(木)
- 時間
- 13:00~15:00
- 場所
- 大東文化会館
- 会場
- 3階 K-302研修室
- 交通
- 東武東上線『東武練馬駅』下車 徒歩3分
- 受講料
- 無料
- 定員
- 15名(先着順)
- 受付期間
- 10月12日(月)~10月18日(日)
なお、定員になり次第締め切りといたします。 - 申込方法
- インターネットメールのみにて受付
※以下の項目を明示の上、お申込ください。
1.受講希望回、日程(複数の申込みが可能です。)
2.郵便番号
3.住所
4.電話番号
5.氏名(フリガナ)
6.性別
7.年齢 - 申込先
- E-mail : tokenji@ic.daito.ac.jp
- 注意事項
- 受付は先着順とさせていただきます。
定員を超過した場合は、やむを得ずお断りの連絡を差し上げることになります。あらかじめご了承ください。
駐車・駐輪はできません。お車、バイク、自転車でのご来場はご遠慮ください。 - 問合せ先
- 大東文化大学東洋研究所
TEL: 03-5399-7351
第1回 2020年11月12日(木) 13:00~15:00
- 講師
- 東洋研究所兼任研究員 伊藤一彦
- テーマ
- 中国の朝鮮半島への“影響力”
近年、北朝鮮の核開発は、東アジアのみならず世界的に関心を集める重要だが解決困難な問題になっています。特に日本への影響は大きいものです。金正恩は2018年3月から10か月間で4回も訪中し、習近平にトランプとの交渉への助言を求めるなどしていますが、中国が北朝鮮に対する影響力を行使して北朝鮮の「暴走」を止めてくれないだろうかという期待が小さくありません。しかし最近は核実験の再開が懸念されることもあり、中国の「影響力」に対する疑念も出ています。この講座では、韓国も含め、中国と朝鮮半島の関係を理解するための材料を提供するつもりです。
第2回 2020年11月19日(木) 13:00~15:00
- 講師
- 東洋研究所兼任研究員 嶋 亜弥子
- テーマ
- 現代中国の労働問題を考える
中国はいま、国家の発展に必須となる技術人材を育成しながら、雇用の安定・拡大を推し進めることを急務としています。本講座では、中国で「農民工」と呼ばれる農村出身出稼ぎ労働者や農村女性を取り上げます。農村から都市にやってきた出稼ぎ労働者の都市での就業実態、農村部で活躍する女性の実態について既存研究や独自のアンケート調査結果などを用いて詳しくご紹介します。都市を支える重要な一員となった農村出身出稼ぎ労働者と、農村の発展や地域振興を支える重要な存在となりつつある農村女性を通して、現代中国における労働問題について考えたいと思います。
第3回 2020年11月26日(木) 13:00~15:00
- 講師
- 東洋研究所専任研究員
大東文化大学東洋研究所教授 岡﨑邦彦 - テーマ
- 中国100年政治外交史
―安藤正士『現代中国年表』を読む
中華人民共和国建国後、中国の政治指導は毛沢東‐華国鋒‐鄧小平‐江沢民‐胡錦濤‐習近平へと引き継がれてきました。講座では、安藤正士『現代中国年表1941-2008』(岩波書店)を参考にして、それぞれ指導者の政治、外交、日中関係について読み解き、その政策の違いや共通点などを整理します。そこから現在の中国大国主義への過程と、今後日本の対中国外交を考えたいと思います。同時に、日本のこれまでの中国に対する友好や援助が、中国の権力闘争にどれほど振り回され、利用されてきたか、日本の甘い外交政策を明らかにできるでしょう。
「2020年度 夏休み公開講座」開催中止のお知らせ
2020年7月18日(土)、25日(土)、8月1日(土)開催の「東洋研究所夏休み公開講座 現代中国の内政・外交問題-最近の政治と外交」につきましては、新型コロナウィルスの感染拡大防止の観点より、やむなくを中止とさせていただくこととなりました。
講座を心待ちにされていた皆様には大変申し訳ございませんが、かかる事情をご賢察いただき、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
2020年4月27日 大東文化大学東洋研究所
2020年度 夏休み公開講座
「現代中国の内政・外交問題」 -最近の政治と外交
≪東洋研究所では2023年に迎える100周年に際しての原典資料の整理・訳注刊行物促進事業の一環として、各共同研究部会による特集的公開講座を開催します。本年度の講座では第1班(課題:中華人民共和国100年史研究)の研究員が、現代中国の内政外交問題についてお話しします。≫
- 期間
- 2020年7月18日(土)、7月25日(土)、8月1日(土)
- 時間
- 10:30~12:00
- 場所
- 大東文化会館
- 会場
- 3階 K-302研修室
- 交通
- 東武東上線『東武練馬駅』下車 徒歩3分
- 受講料
- 無料
- 定員
- 30名(先着順)
- 受付期間
- 6月22日(月)~7月10日(金)
なお、定員になり次第締め切りといたします。 - 申込方法
- インターネットメールのみにて受付
※以下の項目を明示の上、お申込ください。
1.受講希望回、日程(複数の申込みが可能です。)
2.郵便番号
3.住所
4.電話番号
5.氏名(フリガナ)
6.性別
7.年齢 - 申込先
- E-mail : tokenji@ic.daito.ac.jp
- 注意事項
- 受付は先着順とさせていただきます。
定員を超過した場合は、やむを得ずお断りの連絡を差し上げることになります。あらかじめご了承ください。
駐車・駐輪はできません。お車、バイク、自転車でのご来場はご遠慮ください。 - 問合せ先
- 大東文化大学東洋研究所
TEL: 03-5399-7351
第1回 2020年7月18日(土) 10:30~12:00
- 講師
- 東洋研究所兼任研究員 伊藤一彦
- テーマ
- 中国の朝鮮半島への“影響力”
近年、北朝鮮の核開発は、東アジアのみならず世界的に関心を集める重要だが解決困難な問題になっています。特に日本への影響は大きいものです。金正恩は2018年3月から10か月間で4回も訪中し、習近平にトランプとの交渉への助言を求めるなどしていますが、中国が北朝鮮に対する影響力を行使して北朝鮮の「暴走」を止めてくれないだろうかという期待が小さくありません。しかし最近は核実験の再開が懸念されることもあり、中国の「影響力」に対する疑念も出ています。この講座では、韓国も含め、中国と朝鮮半島の関係を理解するための材料を提供するつもりです。
第2回 2020年7月25日(土) 10:30~12:00
- 講師
- 東洋研究所兼任研究員 嶋 亜弥子
- テーマ
- 現代中国の労働問題を考える
中国はいま、国家の発展に必須となる技術人材を育成しながら、雇用の安定・拡大を推し進めることを急務としています。本講座では、中国で「農民工」と呼ばれる農村出身出稼ぎ労働者や農村女性を取り上げます。農村から都市にやってきた出稼ぎ労働者の都市での就業実態、農村部で活躍する女性の実態について既存研究や独自のアンケート調査結果などを用いて詳しくご紹介します。都市を支える重要な一員となった農村出身出稼ぎ労働者と、農村の発展や地域振興を支える重要な存在となりつつある農村女性を通して、現代中国における労働問題について考えたいと思います。
第3回 2020年8月1日(土) 10:30~12:00
- 講師
- 東洋研究所専任研究員
大東文化大学東洋研究所教授 岡﨑邦彦 - テーマ
- 中国100年政治外交史
―安藤正士『現代中国年表』を読む
中華人民共和国建国後、中国の政治指導は毛沢東‐華国鋒‐鄧小平‐江沢民‐胡錦濤‐習近平へと引き継がれてきました。講座では、安藤正士『現代中国年表1941-2008』(岩波書店)を参考にして、それぞれ指導者の政治、外交、日中関係について読み解き、その政策の違いや共通点などを整理します。そこから現在の中国大国主義への過程と、今後日本の対中国外交を考えたいと思います。同時に、日本のこれまでの中国に対する友好や援助が、中国の権力闘争にどれほど振り回され、利用されてきたか、日本の甘い外交政策を明らかにできるでしょう。