公開講座/Extention Lecture
2021年度公開講座
受講生募集は終了いたしました
2021年度 秋の公開講座
アジアの民族と文化
- 期間
- 2021年11月4日(木)、11月11日(木)、11月18日(木)
- 時間
- 13:00~15:00
- 場所
- 大東文化会館
- 会場
- 3階 K-0302研修室
- 交通
- 東武東上線『東武練馬駅』下車 徒歩3分
- 受講料
- 無料
- 定員
- 15名(先着順)
- 受付期間
- 10月11日(月)~10月15日(金)
なお、定員になり次第締め切りといたします。 - 申込方法
- インターネットメールのみにて受付
※以下の項目を明示の上、お申込ください。
1.受講希望回、日程(複数の申込みが可能です。)
2.郵便番号
3.住所
4.電話番号
5.氏名(フリガナ)
6.性別
7.年齢 - 申込先
- E-mail : tokenji@ic.daito.ac.jp
- 注意事項
- 受付は先着順とさせていただきます。
定員を超過した場合は、やむを得ずお断りの連絡を差し上げることになります。あらかじめご了承ください。
駐車・駐輪はできません。お車、バイク、自転車でのご来場はご遠慮ください。 - 問合せ先
- 大東文化大学東洋研究所
TEL: 03-5399-7351
第1回 2021年11月4日(木) 13:00~15:00
- 講師
- 東洋研究所専任研究員
大東文化大学東洋研究所准教授 田中 良明 - テーマ
- 中国の文字占い
中国では古くから占いが盛んに行われ、様々な占いが生まれてきました。そうした中で、中国固有の文字である漢字は、占いの方法として用いられ、占いの対象ともされていきます。
本講座では、中国の文字占いが、他の占いや文字自体の変化、あるいは文字学の発展、そして言葉遊びや謎々などとともに展開してきた歴史を紹介し、今もなおのこる中国人の文字観にも触れたいと思います。
第2回 2021年11月11日(木) 13:00~15:00
- 講師
- 東洋研究所専任研究員
大東文化大学東洋研究所教授 栗山 保之 - テーマ
- アラブの船乗りたちの文化
-インド洋を往還した木造帆走船を中心として-
『アラビアン・ナイト』には船乗りシンドバードという冒険譚がおさめられています。インド洋をかけめぐり、たくさんの不思議に遭遇するシンドバードの物語をドキドキしながら読まれた方も多いことでしょう。
本講座では、この冒険のなかで重要な役割を担っていた船をとりあげます。近代以前の船がいかなる構造をしていたのか、またどのように航海していたのかといった問題を考えてみます。
第3回 2021年11月18日(木) 13:00~15:00
- 講師
- 東洋研究所専任研究員
大東文化大学東洋研究所教授 岡﨑 邦彦 - テーマ
- 中国共産党100年史-党内の権力闘争
1921年中国共産党創立から現在に至るまで、真相が未解明の事件があり、論争中の問題が数多くある。例えば、建国以前は中共創立者陳独秀の評価、反革命粛正問題、西路軍問題、西安事変など、建国後は朝鮮戦争、高崗・饒漱石事件、文化大革命の原因、林彪事件、四人組逮捕、胡耀邦の失脚、天安門事件などであり、その多くは中国社会主義の路線闘争とされた。しかし、実際には党内の権力をめぐる争いが主因であったことが多い。
これら党内部の闘争、分裂要因を明らかにし、それを中共一党独裁の弱点として見直してみよう。
受講生募集は終了いたしました
2021年度 夏休み公開講座
「明治後半期における日本美術界と岡倉天心」
《東洋研究所では2023年に迎える100周年に際しての原典資料の整理・訳注刊行物促進事業の一環として、各共同研究部会による特集的公開講座を開催します。本年度の講座では第7班(課題:岡倉天心(覚三)にとっての「伝統と近代」)の研究員が、岡倉天心をめぐる日本美術界についてお話しします。》
- 期間
- 2021年7月17日(土)、7月24日(土)、7月31日(土)
- 時間
- 10:30~12:00
- 場所
- 大東文化会館
- 会場
- 3階 K-302研修室
- 交通
- 東武東上線『東武練馬駅』下車 徒歩3分
- 受講料
- 無料
- 定員
- 15名(先着順)
- 受付期間
- 7月5日(月)~7月9日(金)
なお、定員になり次第締め切りといたします。 - 申込方法
- インターネットメールのみにて受付
※以下の項目を明示の上、お申込ください。
1.受講希望回、日程(複数の申込みが可能です。)
2.郵便番号
3.住所
4.電話番号
5.氏名(フリガナ)
6.性別
7.年齢 - 申込先
- E-mail : tokenji@ic.daito.ac.jp
- 注意事項
- 受付は先着順とさせていただきます。
定員を超過した場合は、やむを得ずお断りの連絡を差し上げることになります。あらかじめご了承ください。
駐車・駐輪はできません。お車、バイク、自転車でのご来場はご遠慮ください。 - 問合せ先
- 大東文化大学東洋研究所
TEL: 03-5399-7351
第1回 2021年7月17日(土) 10:30~12:00
- 講師
- 東洋研究所兼任研究員
大東文化大学名誉教授 岡倉登志 - テーマ
- 日本美術史・公募展の誕生と岡倉天心
岡倉天心(本名:覚三)は20代後半に東京美術学校校長や帝室博物館理事、古社寺保存などの美術行政に従事しましたが、晩年までの四半世紀に力を注いだのは美術史であります。The Ideals of the Eastはその成果の一部でありますが、ほかにもシカゴ万博、パリ万博の仕事があります。
現在の日展の前身である文展の開設にも関わっていましたが、それは日本画革新運動を知る具体例であり、漱石による大観や今村紫紅ら院展評価も取り上げます。
第2回 2021年7月24日(土) 10:00~12:00
- 講師
- 東洋研究所兼任研究員 佐野志乃
- テーマ
- 明治期における「日本画」の創造―横山大観の画業を中心に
明治期、美術行政を動かし伝統美術復興に尽力した思想家・岡倉天心と、その傘下で実験的試みを展開した画家・横山大観。両者は官立の美術学校―東京美術学校で出会い、その後画壇を牽引し、「日本画」の創出に尽力しました。
本講座では、彼らの事跡を中心に「日本画」成立の過程を追います。また、大観の作品を紹介し、いかに伝統的な要素を遺していったのか、またどのような革新的試みをおこなったのかを紹介します。
第3回 2021年7月31日(土) 10:30~12:00
- 講師
- 東洋研究所専任研究員
大東文化大学国際関係学部国際文化学科教授 田辺清 - テーマ
- 明治期における西洋受容―洋画を中心に
1889(明治22)年6月に東京で発足した「明治美術会」の時代から1907(明治40)年を契機に成立して行った「白樺派」における洋画界を中心とした西洋受容について天心との関わりにもふれながら、お話します。
ラファエッロの素描を丹念に模写した黒田清輝やデューラーをはじめとする北方ルネサンスの影響を受けた岸田劉生さらにレオナルド・ダ・ヴィンチ研究に携わった児島喜久雄らを採り上げたいと思います。