北陸の経済を支える多角化経営と「都市(まち)を元気にする」信念
私たちの生活や産業の基盤として欠かすことのできないインフラ。石川県金沢市に本社を置く米沢電気工事株式会社は、1948年の創業以来、北陸トップクラスの総合設備企業として地域の暮らしと安全を根底から支え続けてきた。
同社の代表取締役会長を務める米澤寛氏は、電気インフラ事業を主軸としつつ、日産系ディーラー事業を統合集約するなど、現在グループ約20社を牽引する北陸経済の重鎮である。日本の電気業界団体の会長を長年務めるなど、公私にわたり地域社会に貢献し続ける米澤氏の根底には、「都市(まち)が元気だから 会社も元気」という揺るぎない理念がある。
企業は地域社会に生かされており、地域の活力がそのまま企業の成長に直結する。その信念に基づき、インフラという「ハード」の整備にとどまらず、「金沢マラソン」への協賛や「金沢百万石まつり」への参加など、地域に密着したひたむきな社会貢献活動を展開し、持続可能な地域の発展に尽力しているのだ。
スポーツが育む郷土愛。未来の子供たちへ託す熱狂のバトン
地域の活力を生み出すため、米澤氏がインフラ整備と並んで情熱を注ぐのが「スポーツの持つ力」である。現在、自ら株式会社石川ツエーゲンの代表取締役事業統括として陣頭指揮を執り、Jリーグクラブ「ツエーゲン金沢」を通じた熱狂の創出を牽引している。
スポーツには、理屈抜きで人々の心を動かし、世代や立場を超えて地域を一つにする力がある。スタジアムで共に喜び、悔しさを分かち合う体験は、金沢という街への強烈な「郷土愛」を育む原動力となる。さらに米澤氏は、トップチームの強化にとどまらず、県内に育成年代(小中高校生)用のサッカーグラウンドを整備・提供するなど、未来の地域を担う子供たちへの投資も惜しまない。
このクラブ理念が示す通り、電気工事や自動車販売というハード面での生活基盤づくりと、スポーツを通じたソフト面での感動の提供。この二刀流こそが、地方創生における米澤氏の真骨頂である。
多様性を力に変えるリーダーシップ
グループ約20社を束ね、多種多様なステークホルダーと協働する力強いリーダーシップ。その原点は、大東文化大学で過ごした日々にある。米澤氏は働きながら学費を貯め、同世代より4年遅れで大学へ入学したという異色の経歴を持つ。
様々な境遇の仲間たちと机を並べ、互いの背景を理解し合った経験は、「文化を重んじ、多様性を尊重し、他者と共に生きる」という大東人のDNAとして彼の心に深く刻まれた。だからこそ、年齢や立場を超えて「人」を重んじ、地域全体を巻き込む温かいネットワークを築くことができるのだ。母校のラグビー部や陸上部の活躍にも目を細め、後輩たちの挑戦を心から応援している。
北陸のインフラとスポーツを牽引するトップランナーの言葉は、これから社会へと羽ばたく若者たちの背中を力強く押している。
引用・参考元
本記事は、米沢電気工事株式会社および株式会社石川ツエーゲンの企業情報などをもとに、渉外連携室が独自に要約・再構成(キュレーション)したものです。