Department

合同チュートリアルが開催されました。

  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア
  • Xでシェア

 国際関係学部では、アカデミック・スキルの習得を目的に、少人数ゼミ形式の「チュートリアル」(必修科目)が1年次に配置されています。今年度は9月末から10月末までの5回にわたって、2~3つのチュートリアルクラスを合同し、グループ・ディスカッション能力の向上や仲間関係の拡大を目指し、「合同チュートリアル」を行いました。

第1回

 初回は教員による概要説明を受けた後、学生たちは通常のチュートリアルクラスの垣根を越え、また、出身地域等もばらばらになるように工夫して、1チームあたり6~7人のチーム作りを行いました。

 その後、各チーム内で自己紹介ワークを行いました。「私はこんな人」と中心に書かれた紙には複数の吹き出しがあり、各自がそこに自らの情報、好きなものや芸能人などを自由に書き込み、メンバーに伝え、お互いに質問をしあうことで交流を深めていきました。

 全5回を一緒に活動するチーム名をつけたところで初回合同チュートリアルは終了しました。各チームのメンバーの個性の出た名前が付けられました。

第2回、第3回

 第2回、第3回は「アジア」をテーマにチームごとに連想する物を出し合い、アイデアを付箋に記入し、付箋をグルーピングして模造紙に貼り、発表するという作業を行いました。

 国や観光名所、世界遺産や歴史にまつわるもの、エンターテイメントなど、学生たちからは多様な意見が出ました。そして、それぞれのチームでどのようにグルーピングをするのかを話し合い、まとめて発表することで、「アジア」から連想するアイデアの違いや視点の違いを知ることができました。

第4回、第5回

 第4回は高校生向けの海外スタディツアーの企画を行いました。観光旅行ではなく、スタディツアーとして企画をすること、高校生でも参加しやすいような料金設定にすることなど、様々な条件がある中で、学生たちはチーム内で話し合い、作業を分担して、プレゼンテーションの作成や発表原稿の準備を行いました。そして、第5回の授業では、どのチームも工夫を凝らしたプレゼンテーションを行い、学生間の投票により優勝チームを選出して表彰しました。

 

 普段は関わることの少ない学生同士でチームを作り、模造紙発表やプレゼンテーション発表の準備を共同作業を通じて行うことは様々な大変さがあったかと思いますが、今回の経験を今後の学びや生活でも活かしてほしいと願っています。