11月16日(火)1限に「合同チュートリアル・アドバンス」の第三回目(対面・オンライン併用)が実施されました。国際関係学部では1年の必修科目として「チュートリアル」で、大学生としての学修上必要な技術・知識・思考方法を学びます。
第2回は1週間で2つの課題に取り組み、ポスターセッション形式で発表しました。今回はさらに3つ目の課題「withコロナ時代の大東祭」というテーマで、口頭発表が行われました。
課題発表
1班 Don’t put up with it! コロナのストレスを発散しよう
感染対策を取りながら、仮装、世界の国々のゲーム、サークルの出し物などを通じて
地域の方々や高校生に大学の楽しさを知ってもらう。
2班 現実逃避中~授業から逃れろ~
バスケ部員が鬼となり在学生や高校生と鬼ごっこをする。
DBポータルを通じて届く謎解きをしながらゲームを競う。
逃げ切った人には学食1か月分無料券などをプレゼント。
3班 時間を忘れて盛り上がれる大東祭
三密を避けられる東松山キャンパスで、ダンスサークルによるステージパフォーマンスや、
アジア言語スピーチコンテストを行う。宣伝はSNSを通じて行う。
4班 トビタテ!大東生
アジアの食を通じて大東の良さを在学生に伝えると共に、VRを活用して世界遺産を紹介。
SNSに投稿してくれた人には大東文化大学イベントで使える割引券をプレゼント。
5班 不易流行(ふえきりゅうこう)
「いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、
新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと」をスローガンに、
様々なステージ、書道学科のパフォーマンス、スポーツ部の試合などをYoutubeで生配信。
6班 行かないなんて、もったいない
在学生・高校生を対象に、板橋校舎でミス・ミスターコンテスト、
芸人を招聘したステージなどを開催。
7班 国際色豊かな大東大学でアジアの現状を知ろう
学部の特色を生かしたアジアに関するクイズや在学生による講義、
お菓子や伝統工芸を紹介。
8班 地域と大東生の架け橋に SDG’sの取り組み
従来のアーティストのライブや出店に加えて、
SDG’sの取り組みとしてリサイクル品の販売を行う。
9班 協心戮力(きょうしんりくりょく)
「心と力を合わせて、互いに協力して物事に取り組む」ことをスローガンに、
お化け屋敷迷路などを楽しみながら大東文化大学に関するクイズを解いていく。
11班 雲外蒼天(うんがいそうてん)
学部学科ごとの特色を生かした企画を行う。たとえば国際関係学部からはアジア料理や
衣装の提供、法学部による模擬裁判、看護学科によるナース体験など。また大東文化大学の
キャラクターを活用した「隠れパラブンを探せ」で大学構内を探検する。
12班 一路順風(いちろじゅんぷう)
伝統衣装の貸し出し、ミス・ミスターコンテスト、
Youtuberのトークショーなど。Google Formsを活用したり生中継で感染症対策も行う。
13班 You'll never find a rainbow if you're looking down.(下を向いていたら虹を見つけることはできない)
チャーリー・チャップリンの名言を借用し、コロナ時代の学生を励ましていく。
従来の文化祭のデータ分析を行ったうえで出し物を決めていく。
映画上映では人数制限を行う。
14班 大東オリンピック
「集えスポーツ自慢」と題し、駅伝・野球・ラグビー・サッカー部の協力を得て
ゲームを行う。単に試合を行うのではなく、素人の参加者が楽しめるものにする。
Zoom1班 花鳥風月
大東音楽祭と題し、「自然の中で音を楽しむ」をテーマに
様々な音楽パフォーマンスを行う。
Zoom2班 コロナに負けず青春を取り戻す
のど自慢大会、バンドのパフォーマンス、板橋と東松山キャンパス対抗戦、
マスクファッションショーなどユニークな出し物で2年越しの文化祭の復活を祝う。
Zoom3班 アジア食堂
海外から仕入れた食材を用いて、1品500円でアジアの様々な料理を提供。
SNSを活用して宣伝を行う。利益は来年度の文化祭に充てるほか、
災害や貧困で苦しむ子供たちに寄付する。
授業時間の都合上、発表することができなかったZoom3班のスライドは以下から確認できます。
投票結果
発表修了後、学生はアプリで投票を行い、以下のような結果となりました。
1位 2班32票
2位 7班15票
3位 5班6票
4位 14班5票
1位の2班はユニークなアイディアでダントツの高評価を得ていました。次点の7班はクイズ形式やポスターを作成して工夫が見られたことが評価につながったようです。このように三密回避、感染対策などをしても楽しめる、withコロナ時代の文化祭は十分可能であると思わせる発表が多く見られました。また、環境問題への配慮から紙媒体を用いないSNSでの情報拡散は今や常識と言えるのかもしれません。
細田教授(キャリアデザイン)の講評
各チームとも、出題から発表まで1週間というとてもタイトな時間の中、どのチームも予想した以上にしっかり資料をつくってきており、本当に感心しました。ユニークなアイデア満載な提案の数々は、「これは来年以降に実施すると面白い!」と思う企画ばかりでした。参加する方々に喜んでもらいたいという想いがとても伝わりました。学生の皆さんの発想は柔軟で素晴らしいですね。1年生ですので、今回の経験を今後の大学生活に活かし、多くの学びの体験を積み重ねていってくれることを願っています。これからのみなさんの成長を楽しみにしています。