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ゲートキーパー研修
講座内容
< 特別講座 >
身近な人の生きづらさに気づき、気持ちに寄り添うには
コロナ禍が日本の自殺に与えた影響、ゲートキーパーの役割、悩んでいる人の理解と向き合い方、話の聴き方の基本について学びます。座学に加え、簡単なロールプレイ、話を聴く人のセルフケア方法も体験します。
- 【第1部】講義形式
- ・100年間の自殺統計を見ながら、今私たちに起こっていることを学びます。
- ・事例をあげながら、さまざまなタイプの“生きづらい” にどう気づくかを考えます。
- ・悩んでいる方の心境を理解し、人の話を聞く基本姿勢や気を付けることを学びます。
- ・すぐに解決できないことを抱えながら、お互いに寄り添っていくことを考えます。
- 【第2部】体験を交えて
- ・話を聞き合う体験をとおして、自分自身の特徴を理解します。
- ・難しい相談の聞き方について、失敗例や成功例のデモンストレーションをみていただき、ご自身でもチャレンジしていただきます。
- ・セルフケアの方法も体験してみましょう。
ゲートキーパーとは
「ゲートキーパー」とは、悩んで追いつめられている人のサインに気づき、声をかけたり話を聴いて、見守ったり必要に応じて支援につなげることです。1人でも多くの方が、身近な人に対してこのような行動を起こすことができれば、少しでも生きやすくなる方が増えるかもしれません。それぞれの立場でできる範囲のことから始められたらと思います。
■参考 (厚生労働省) 誰でもゲートキーパー手帳(PDF)
テキスト
レジュメを配付します。
備考
講座時間には途中10分の休憩を含みます。
- 講座番号(会場)
- 001(大東文化会館)
- 回数
- 全1回
- 曜日・時間
- 土曜日 9:30-12:30
- 日程詳細
- 11月8日(土)
- 定員
- 36名
- 受講料
- 無料
受付前
講師紹介
- 西村 由紀(にしむら ゆき)
- NPO法人メンタルケア協議会副理事長
精神保健福祉士
公認心理師 - 東北大学大学院理学研究科生物学専攻修了。平成12年頃より、クリニックデイケアやメンタルケア協議会の前身団体のボランティア活動。平成14年1月NPO法人化に携わり、専属職員として現在に至る。平成14年から受託した東京都精神科救急医療情報センターをはじめ、東京都夜間こころの電話相談、東京都自殺相談ダイヤル、東京都自殺未遂者対応連携支援事業~こころといのちのサポートネット~、千葉県自殺未遂者支援事業、東京都SNSによる自殺相談など、各種相談事業の立ち上げから運営・相談現場に携わる。令和2年度からの川崎市ひきこもり地域支援センター、令和5年度からの東京都若者総合相談センター(若ナビα)などの事業を受託し、若者の自立支援にも力を入れている。