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円の話
『人文科学研究所 設置35周年記念特別講座』
講座内容
―お金の『円』という名称はどこから来たのか?
ご存じのように、江戸時代のお金は「一両(りょう)」とか「一文(もん)」とかよばれていました。それがどうして明治からは「円」と呼ばれるようになったのでしょうか。そもそも「円」とは何なのでしょうか。
一方、現在は中国の通貨単位は「元げん」、韓国は、「ウォン」と言っています。これらは日本の「円」とは別の起源があるのでしょうか。
本講義では、以上のような疑問に答えるために、江戸時代から近代にかけてのお金の画像も見せながらわかりやすく解説したいと思います。
- 講座番号(会場)
- 402(オンデマンド)
- 時間
- 40分
- 配信期間
- 11月1日(土)正午~11月30日(日)正午
- メール通知
- 10月下旬 動画視聴用URLを送ります。
- 受講料
- 無料
受付前
講師紹介
- 湯城 吉信(ゆうき よしのぶ)
- 大東文化大学文学部長、歴史文化学科教授
元人文科学研究所所長 - 専門は中国思想史、日本思想史。著書に単著『五井蘭洲著『承聖篇』翻刻・注釈―江戸時代の儒者による仏教批判―』(汲古書院、2024年)、論文に「ジラフがキリンと呼ばれた理由―中国の場合、日本の場合」他。
(オンライン講座)
人文科学研究所 設置35周年記念特別講座
大東文化大学人文科学研究所は、人文科学の研究・調査の推進のために、1990年に本学文学部の附置研究所として設置されました。文学部専任教員が専任研究員となって研究班を組織していますが、他学部教員や国内外の研究者も迎え入れています。このたび研究所の開設35周年を記念し、特別講座を開講します。
【人文科学研究所の主な活動】
人文科学研究所では、統一テーマのもとに設けた4 つのサブテーマにしたがい、全6班が共同研究活動を展開しています。主な活動としては、各研究班の研究活動を踏まえた「研究班報告会」の開催、「研究報告書」の刊行、定期刊行物『人文科学』の刊行のほか、講師を招いて開催する「座談会」や、「出張講演」などがあります。
詳細は 人文科学研究所サイト をご覧ください。