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地域連携

2020年度東松島フレンドシップPBL 現地研修を行いました

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 3月13日(土)から3月18日(木)の6日間、宮城県東松島市で「第5期東松島フレンドシップPBL(※)」の現地研修を実施しました。参加した8名の学生は、現地から提示されたテーマ(「新しい震災伝承方法の提案」「移転元地の利活用策提案」)について取り組みました。
 各テーマについて、1グループ4名の2グループに分かれて2月から学内における事前学習をもとに課題解決に取り組み、現地研修では現地調査や地域の方々へのヒアリングを行い、学生が主体となり解決策を検討。3月17日(水)には、東松島市長・教育長をはじめとする市民のみなさまに研修成果として、解決案のプレゼンテーションを行いました。

 

 

※PBLとは…「課題解決型授業(Project Based Learning)」
 あらかじめ設定された課題(問題)やテーマについて、グループワークや討論を通じて解決策を導き出す学習方法。指導者からの一方的な授業ではなく、学生が主体となり結論を導き出す、実践形式の教育手法として近年注目を集めている。

担当テーマ・各チームメンバー

(※はチームリーダー)

新しい震災伝承方法の提案

関口 慎士(法学部法律学科2年)※
和泉 朱音(文学部英米文学科3年)
千葉 秀策(社会学部社会学科2年)
茂木 彩花(国際関係学部国際文化学科1年)

 

 

移転元地の利活用策提案

永澤 息吹(法学部政治学科2年)※
島倉 正煕(文学部歴史文化学科2年)
國分 葉月(社会学部社会学科2年)
宮島 朝比(スポーツ・健康科学部スポーツ科学科2年)

 

 

■指導教員:田中 博史(スポーツ・健康科学部 教授)

■東松島市スーパーバイザー:太田 将司(東松島あんてなしょっぷまちんど番頭)

 

≪参考≫

◆東松島フレンドシップSD-PBL(2016年度~)について

 震災から数年が経過した東松島市は以前の生活を取り戻しつつある一方で、観光産業の復活や新たな街づくりにおけるコミュニケーションの構築などの課題が浮き彫りになっています。そうした中で、課題の解決に向けた協力を行いたいという思いから、2016年度から「東松島フレンドシップPBL」がスタートし、以降毎年前期を中心に行っています。選考により選抜された学生15人が、東松島から提示された課題解決に向けた事前学習と、現地研修を行います。(今年度は感染症予防の観点で、8人としました。)