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令和6年度実験動物慰霊式行われる

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2024年10月15日に東松山キャンパスMホールにおいて、令和6年度実験動物慰霊式が執り行われた。

 

この実験動物慰霊式は、研究・教育に貢献してきた実験動物に対する供養と感謝の念をささげるものであり、動物実験委員会委員および動物実験に関わっている学生および教職員の参列のもと、厳かに執り行われた(司会は、実験動物管理者の蕪木智子教授(スポーツ・健康科学部)により行われた)。

 

はじめに、副学長の勝又宏教授(スポーツ・健康科学部)から、「本学の教育と研究の進歩に貢献した実験動物の御霊の冥福を祈るとともに、今後も犠牲となった実験動物に報いるために、成果を最大限に役立たせるよう努めていくことを改めて肝に銘じたい」との挨拶があった。

 

続いて、動物実験施設長の高山成伸教授(スポーツ・健康科学研究科委員長)は、線虫ががんの早期診断法に役立っていることをたとえにしながら動物実験の有用性について述べるとともに、3R(代替Replacement、削減Reduction、洗練Refinement)の精神を遵守しながら常に適正な形で動物実験が行われるよう努めたいと述べた。

 

最後に、動物実験委員会委員長の大城聰名誉教授(スポーツ・健康科学部元教授)から、学長を中心とした本学の動物実験審査の体制が十分なものであることが説明され、今後も適切な動物実験の運用に努める決意とともに、犠牲となった多数の実験動物の御霊に対し感謝の念を捧げた。

 

その後、参列者全員で黙祷および献花を行い、閉式となった。