12月21日、大東文化会館において、大東文化大学ビアトリクス・ポター™資料館が主催するクリスマスコンサートが開催され、約160名の聴衆が会場に足を運んだ。
高橋進学長の挨拶より始まり、続いて館長の河野芳英・英米文学科教授よりビアトリクス・ポターに関するお話があった。
本コンサートは、例年の恒例行事として親しまれており、今年もピアニストの宇根美沙惠さんとのヴァイオリニスト鈴木舞さんを招いて、名曲の数々が披露された。
コンサートでは、クライスラー作曲「愛の喜び」や「戦場のメリークリスマス」が流麗に奏でられ、聴衆を美しい旋律の世界へと誘った。
また、演奏の合間には、ピアノの仕組みの解説や鈴木さんが使用する1683年製ニコロ・アマティ製ヴァイオリンの紹介が行われ、音楽の奥深さをより一層感じさせる場面もあった。
本コンサートは、今年もクリスマスにちなんだ楽曲の数々で聴衆を魅了し、心安らぐ音楽の時間となった。