公開講座/Extention Lecture
2026年度公開講座
2026年度 夏休み公開講座
東洋の星空の見方 ―中国天文学史入門―
前近代までの東アジア世界において、学び、伝えられ、発展してきた中国天文学は、支配イデオロギーと結びつきながら、思想や技術とも密接な関係を保ち続けてきました。本講座では、特色ある中国の天文学の歴史の中から、特に3つの特徴的な事象について、高校生・大学生以上の年齢層を対象に、大東文化大学東洋研究所の研究員が具体的に解説します。
- 期間
- 2026年7月18日(土)、7月25日(土)、8月1日(土)
- 時間
- 10:30~12:00
- 会場
- 大東文化大学 大東文化会館 3階 K-302研修室
- 交通
- 東武東上線『東武練馬駅』下車 徒歩3分
- 受講料
- 無料
- 定員
- 30名(先着順)
- 受付期間
- 6月22日(月)~7月3日(金)
定員になり次第締め切りといたします。
上記期間以前の受付はいたしません。
受付が完了しましたら、メールにてご連絡を差し上げます。
お申し込み日から3日以内に受付完了のメールが届かない場合は、お手数ですが、メールもしくはお電話にてご連絡をお願いします。 - 申込方法
- インターネットメールのみにて受付
※以下の項目を明示の上、お申込ください。
1.受講希望回、日程(複数の申込みが可能です。)
2.郵便番号
3.住所
4.電話番号
5.氏名(フリガナ)
6.年齢
- 申込先
- E-mail : tokenji@ic.daito.ac.jp
- 注意事項
- ・受付は先着順とさせていただきます。
定員を超過した場合は、やむを得ずお断りの連絡を差し上げることになります。あらかじめご了承ください。
・駐車・駐輪はできません。お車、バイクでのご来場はご遠慮ください。 - 問合せ先
- 大東文化大学東洋研究所
TEL: 03-5399-7351 FAX:03-5399-8756 Email:tokenji@ic.daito.ac.jp
第1回 2026年7月18日(土) 10:30~12:00
- 講師
- 東洋研究所 専任研究員 田中 良明
- テーマ
- 天地の形をどう考えたのか ―または天地の動き方について―
中国では古代から太陽と月や星々を観測し、暦(カレンダー)を作成してきました。そして、観測に用いられた技術や方法は、観測対象の動きや構造への理解を定めていく要因ともなりました。本講座では、日影の長さの計測から生み出された宇宙構造論「蓋天説」について、三平方の定理を駆使した天地(宇宙)への理解を解説し、当時すでに行われた矛盾点への指摘や、その後の学説の展開についても紹介します。
第2回 2026年7月25日(土) 10:30~12:00
- 講師
- 東洋研究所 専任研究員 髙橋 あやの
- テーマ
- 天象を観、星座を識る
中国の星座は、牽牛と織女の七夕伝説、『枕草子』で取り上げられる昴など、日本でも古くから親しまれてきました。中国星座は現在の88星座とは異なる体系をもちますが、一つひとつが常に一定の形や星数というわけではなく、時代により変化があります。また日食や彗星などの天象(天文現象)は、観測され歴史書などに記録されますが、やはり扱いが変化していきます。本講座ではこうした変化に注目しながら、中国の天文観や世界観に触れていきます。
第3回 2026年8月1日(土) 10:30~12:00
- 講師
- 東洋研究所 兼任研究員東北大学大学院文学研究科・文学部 広域文化学専攻 准教授 新居 洋子
- テーマ
- 地動説はいつ伝わったのか? ―西洋天文学の翻訳―
大航海時代以降、西洋の天文学が東アジアに紹介され、「地球説」や「地動説」も18世紀末までに中国と日本の両方に伝わっていました。西洋天文学の紹介において先駆的な役割を果たしたのはキリスト教の宣教師ですが、このことに関しては「宣教師はキリスト教の世界観に反する最新学説はわざと伝えなかった」という説も、現在の日本で広く見られます。果してそれは本当なのか、そもそも宣教師たちが伝えた天文学が当時の西洋でどのような位置づけにあったのか、様々な史料に即して考えてみましょう。