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杜の都駅伝、昨年の雪辱見事に果たす2位

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秋色に染まった仙台を駆け抜ける「第35回全日本大学女子駅伝対校選手権大会」(杜の都駅伝)が10月29日、仙台市で行われた。弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)から同市役所前市民広場までの6区間、38.0㌔のコースで全国26チームが日本一の座をかけて熱戦を繰り広げた。開催当日は台風第22号が関東に接近しており悪天候の中での開催になった。

本学陸上競技部(女子長距離)は、2時間5分50秒で第2位の成績だった。

 

創設8年で7年連続7度目の出場となった本学は、4度目の杜の都を迎える谷萩史歩主将、ユニバーシアード競技大会で日本代表として選出された関谷夏希選手を中心に、攻めて粘る走りで初優勝を目指し、杜の都に臨んだ。
レース前日の開会式で、外園隆監督は「挑戦者として頂点を狙っていく」と抱負を語り、谷萩史歩主将は「昨年は5位と(一昨年の2位から)順位を落として悔しい思いをした。今年は前だけを向いてがむしゃらに走り、昨年よりも上位に食い込む」と意気込んだ。


1区は、1年生ながら9月に千葉県印西市で行われた関東大学女子駅伝で区間1位の成績をあげた秋山祐妃選手(スポーツ科学科1年)を起用したが、出遅れて、トップ差39秒の12位で2区につなぐ。2区は同じく関東大学女子駅伝で好成績であった北脇亮子選手(同2年)。昨年に続き同区間を任され、2人抜いてトップ差52秒10位で中継所へ入った。

 

中盤に入り、3区は関東大学女子駅伝でアンカーをつとめた元廣由美選手(経営学科3年)が懸命な走りをみせ、6人抜きの4位に浮上した。4区の各校のスピードランナーを配置する最短区間には、主将・谷萩史歩選手(スポーツ科学科4年)。主将として区間3位の粘りの走りをみせ、順位変わらぬまま4位で終盤へつないだ。


終盤、5区は関谷夏希選手(英語学科2年)がエース区間・最長の9.2㌔に臨んだ。関谷選手は、トップの名城大学に中継所では1分15秒差があったが、6区中継所ではなんとトップ差16秒まで追い上げる。そのタイムは35回を誇る同大会において歴代2位の記録をたたき出す。関谷選手の勢いを受け継ぎ、最終6区の襷を引き継いだのは、5000㍍公認記録でチーム中2位の齋藤暁選手(同3年)。トップ差35秒の総合成績第2位でゴールした。
2年ぶりの2位になり、次の富士山女子駅伝や来年の杜の都駅伝へ大いに期待ができる大会となった。
 

外園監督の話

今年は来年優勝するためのレースを考えた。選手それぞれに何区を走りたいか考えさせ、自分たちで決めさせた。今回の結果は来年優勝するための大きな試金石となった。

谷萩史歩主将(スポーツ科学科4年)の話

去年5位という結果で、今年は新たな一歩を踏み出すと言う意味でもチームとして優勝を目指して取り組んで来たので、準優勝ではあったが、去年から選手1人1人が成長して走れたということで胸がいっぱい。本当に、成長した大東文化を見せれたのではないかと思う。
ここでの悔しさを富士山でぶつけて、富士山では優勝を目指したい。

区間 氏名 区間記録 区間順位
1区 秋山 祐妃(スポーツ科学科1年) 21:17 12位
2区 北脇 亮子(スポーツ科学科2年) 18:27 6位
3区 元廣 由美(経営学科3年) 22:36 3位
4区 谷萩 史歩(スポーツ科学科4年) 16:30 3位
5区 関谷 夏希(英語学科2年) 29:30 1位
6区 齋藤 暁(英語学科3年) 17:30 6位
総合成績 第2位【2:05:50】