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大東文化大学TOKYO2020キックオフイベント開催

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 12月2日(土)東松山キャンパス60周年記念講堂で「大東文化大学TOKYO2020キックオフイベント~オリンピック・パラリンピックを考える~」が東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の参画プログラムの承認イベントとして行われた。これはTOKYO2020大会の開催に向けた学内の気運醸成や学生のボランティア活動に対する意識を高めるためにDaito Education PLUS Centerの主催で開催されたもので、Daito Education PLUSの学生スタッフが初めて企画・運営に携わったという点で、本学にとってメモリアルなイベントとなった。

 

 冒頭には本学門脇廣文学長が大東スポーツの活躍や魅力を伝え、スポーツ庁鈴木大地長官から本学学生に向けたビデオメッセージを披露、基調講演ではスポーツ庁藤江陽子審議官が日本国内のスポーツ振興政策を紹介した。

 

 続いて行われたトークセッションは、オリンピアンの藤光謙司さん(陸上)、柴田亜衣さん(競泳)、パラリンピアンの平沢奈古さん(アーチェリー)、田口亜希さん(射撃)の4名をお迎えし、コーディネーターとしてスポーツ科学科の工藤保子准教授が努め行われた。会場の記念講堂は、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に4年生になる全学部の1年生と運動部所属の学生などで埋められていたが、オリンピアン・パラリンピアンの、それぞれの競技との出会いにまつわるエピソードや、長期間にわたり一流アスリートとして記録を残し続けるトレーニング方法や心構えなどを、軽妙なトークや映像資料などを交えて披露し、会場からは驚きの声や笑い声が聞こえる一幕もあった。質疑応答では、学生の質問に対して、自身の経験をもとにした積極的なアドバイスが述べられるなど、熱気のこもった交流をもつことができた。

 

 Daito Education PLUSの責任者を務める田中博史スポーツ科学科教授は「初めて本番を迎えるイベントとなったが、学生が教職員の想像を超えて動いてくれた。学生のポテンシャルの高さに驚かされ、今後のDaito Education PLUSの活動に自信を持った」と、初の本格的なイベント実施を振り返り、今後もイベント運営等を通して、参加する学生に人間力や社会人基礎力をつけてもらうきっかけにしたいと述べた。今後の大きなイベントとしては、来年4月の入学式の企画・運営などについて準備を進めている。