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MINI OPEN CAMPUS in福岡を開催

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 今年で3回目となる「MINI OPEN CAMPUS in福岡」を7月7日に福岡市博多区のTKP博多駅前シティセンターで開催した。3年目を迎える今回は “スポーツの大東”として名を馳せる本学ならではの催しとして、3大会連続五輪出場、400mハードル日本記録保持者の為末大さんを招き、読売新聞社主管、活字文化推進会議及び本学主催の活字文化公開講座を実施した。「コトバの力」をテーマにトークセッションを企画した。


 門脇廣文学長による開会の挨拶、為末大さんの講演に続き、佐藤真太郎・スポーツ科学科准教授を加えた3人のトークセッションがスタート。司会の今村敦子さんの進行のもと、現在の陸上人気、桐生祥秀選手やサニブラウン選手などトップアスリートの活躍、陸上選手の指導法、2020東京五輪をめざす本学学生の出場の可能性と大学としての関わり方など、盛りだくさんのテーマに会場中の興味が注がれた。


 およそ1時間にわたるトークセッションは、登壇者3人によるメッセージで締めくくられた。佐藤准教授は、「何かにトライしているのが素晴らしいことなので、その成長を見守っていくことが大事」という教育者ならではの温かな視点で想いを伝え、門脇学長は、孔子の教えの重要なキーワードである「恕」を引用し、「相手の立場に立って他人を思いやる気持ちが大切」と訴えた。為末大さんは、同じく孔子の言葉から「何かを上手になりたかったら楽しむのが一番」とアスリートらしいアドバイスを送り、大きな拍手を集めた。セッション後の抽選会では、為末さんのサイン入り書籍がプレゼントされた。

 

 また、当日は「高校生のための書道講座」(書道研究所・書道学科)も開講。九州・山口県の高校生約120人が参加し、本学書道学科教員より実技指導を受けた。また、同会場では本学所蔵の拓本や本学が作成している書道カレンダーの原作12点を展示、講座の休み時間には作品に見入る高校生の姿が印象的だった。

 

 別会場に設けた「進学相談会」では、本学に関心を持つ高校生や保護者が足を運び、担当者の説明に熱心に耳を傾けた。同じく別会場で開催した「大東文化大学の古今」のブースには、創立100周年を迎える本学が歩んできた歴史をパネルで展示、多くの高校生、保護者、卒業生が足を止めて見学していた。
 

活字文化推進会議