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レポート中国語圏

【中国】遼寧師範大学

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中国学科3年の平岡ひかりです。私が遼寧師範大学に来て一ヶ月と2週間ほど経ちました。まだまだ中国語も未熟で、毎日が勉強の日々です。

留学当日、私は不安でいっぱいでした。中国語話せるのか、そもそも聞き取れるのか、持っていく荷物はこれで足りるのか、等々、様々な不安を抱えていました。しかし、どれも全て杞憂に終わりました。大連の人はとても親切で、たくさんの方々から優しくしてもらいました。
私が寮の場所が分からずに迷っていると、近くに住んでいると思われるおじさんが寮の前まで案内してくれたり、寮の管理人さんが私の重たい荷物を4階まで運んでくれたり、多くの人に助けられました。それまで凄く不安だったのですが、安心して留学当日を迎えられました。
Wi-Fiは寮に着いてからすぐに使えました。
ただ、やはりネット規制があるので、LINEなどは使えませんでした。

 

写真左【左は5号楼、右は2号楼】    写真右  【私の部屋です】

遼寧師範大学の留学生の寮は、2号楼、5号楼、6号楼の三つあります。
私は2号楼の二人部屋に住んでいます。2号楼は韓国人が多くエレベーターがないですが、各階に洗濯機があります。5号楼はホテルとしても使用しているので凄く豪勢でエレベーターがついてます、下の階はホテルとして、利用しているので留学生はほぼ5階に住んでいるそうです。6号楼は2号楼と5号楼から離れていて、ヨーロッパ系の留学生が多いそうです。部屋の広さは、二人部屋はアパートのワンルームぐらいで、一人部屋はそれより少し狭いぐらい。どの部屋にも電気ポットが付いています。

私のルームメイトは、日本人です。最初驚きましたが、周りの人の話を聞くと、結構、韓国人同士だったり、友達同士や姉妹同士で住んでいたりしているみたいです。中国語をどうしても話したい、という方には物足りないかもしれませんが、私はルームメイトとのコミュニケーションも悩みの一つだったので、悩まずに済んで良かったと思っています。
私のルームメイトは、一年も大連に住んでいるので、いつも色々な情報を教えてもらっています。

写真左【よく行くスーパー】            写真右  【お気に入りのパン屋さん】

寮の周辺はスーパーやコンビニ、銀行、病院、大型スーパー、映画館、何でも揃っていて、とても便利です。また、大連には日本のものがたくさんあります、歩いて10分くらいの所に吉野家があったり、お寿司が売っていたり、スーパーでは日本製品が売っています。少し高いので、どうしても必要なも
の以外は買わないようにしています。また、まだ行ったことはないですが、日本人が多く住んでいる町があり、日本人が経営している居酒屋や日本料理店がたくさんあるそうです。いつか行ってみたいと思います。
 

【留学生が通う校舎、寮から約2〜3分くらい】

遼寧師範大学のクラスは、初級クラスが3つ、中級クラスが4つ、高級クラスが2つです。
クラス分けのテストは新入生登録日の翌日にあり、筆記と面接、二つ合わせて1時間ぐらいのテストです。筆記はおそらくHSK4級ほどで、面接はとても簡単な質問をされます。
授業内容は、初級は会話練習が多く、それより上のクラスだと新聞や本など読む授業が多いそうです。

日本でもそうですが、遼寧師範大学に来て、自分に合う先生、合わない先生やクラスの雰囲気など、クラスのレベルだけではなくそういった面も大事だと感じました。私は最初に割り振られたクラスが、自分にとって先生が合わないと思ったので別のクラスに変えました。
今の担任の先生は愛想は良くないですが、とても面倒見がいい先生です。クラスの人も優しい人ばかりで凄く気に入っています。変えて良かったです。

留学生の人数は約200人です。3月から入学してくる人は少ないようで、9月から入学してくる人が多いそうです。
一クラス大体20人程で、私のクラスはほぼ韓国人です。その次に多いのがロシア人、日本人は大学内には30〜40人くらいはいると思います。
遼寧師範大学は、行事が多く、休みの期間が長いです。
学校が始まって1週間ほどで、行きたい留学生達と担任の先生達とでバスに乗って市内観光する、という行事がありました。バスガイドさんは当たり前ですが、中国語で説明するので上手く聞き取れなかったですが、担任がゆっくり分かりやすく説明してくれたので特に問題なく楽しめました。

【南キャンパスです】


遼寧師範大学には、二つキャンパスがあり、私たち留学生が勉強する校舎は北キャンパスで、道路を挟んだ向かい側に南キャンパスがあります、大体歩いて10分くらいです。南キャンパスには日本語学科があり、そこで日本語コーナーという日本語を学んでいる大学生たちと日本人と交流する機会があります。私も何回かそこへ参加して、数人の中国人と友達になり、一緒に勉強したりしています。また、遼寧師範に来ている日本留学生とも会えるチャンスでもあります。
 

【中国の学生との交流しているとこです、3人以上の中国人学生とお喋りします】

まだまだ慣れないことが多く、戸惑うことばかりですが、私は大連という場所を選んで良かったと思っています。決して、都会ではないので遊ぶ場所がたくさんあるわけではないですが、住むにはベストな場所です。
大連の人は親切で、特に私が何も知らない留学生だと分かると、理解できる言葉を選んで説明してくれますし、中には日本語が堪能な人もいます。
空気は中国の中では綺麗で、気温は少し寒いですが、いっぱい着込めばそんなに気になりません。
まだ休日に暇を持て余したりするので、充実している毎日とは言えませんが、日本で生活していた暮らしと大差なく暮らせています。
残りの留学生活で自分の立てた目標を達成できるように、頑張っていきたいです。それからゆっくりと、大連という町について知っていけたら良いと思っています。