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レポート中国語圏

【台湾】輔仁大学

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皆さんこんにちは。国際関係学部国際関係学科4年の藤原みのりです。私は現在台湾の輔仁大学で留学生活を送っています。今年の2月に台湾に来てから、早いもので7か月が経過しました。今回は2回目のレポートということで、私の夏休みの生活についてお話しようと思います。

 

・生活環境について
前学期に住んでいた寮が改修されることになり、夏休みから別の寮に引っ越しました。私が現在住んでいる「宜美學苑」は、趣がありこじんまりとした寮です。築年数が経っており、部屋の内部や設備は古いですが、今のところ不自由なく生活出来ています。寮費は2か月5400元(約24000円)で、前学期のルームメイトである日本人1人と、韓国人1人と同室でした。夏休みは多くの学生が帰省や一時帰国をしていたので、寮内はとても静かでした。
夏休み中は学校の食堂が開いていないので、コンビニや学校外のお店で食事をとっています。キャンパスの外には火鍋、イタリアン、韓国料理、お粥、ラーメンなど様々な種類のお店が並んでいます。その中でも私は火鍋のお店をよく利用しています。栄養が偏りがちな生活の中で野菜をたくさん摂取できる点と、アイスクリーム、飲料、ご飯、麺類が無料で提供されている点が気に入っています。また、価格も150元(約670円)ほどと良心的です。火鍋に限らず、台湾は日本よりも食費はかなり安価だと思います。

 

・中国語学習について
夏休みの2か月間を利用して、台北市にある語学学校に通っていました。私がいたのは7人の少人数クラスで、ベトナム、韓国、ロシア、トルコから来たクラスメイトとともに勉強しました。授業は会話形式で先生やクラスメイトと会話する時間が多く設けられていたので、習った単語や文法をその場で使用し定着させることが出来ました。リスニングと会話に問題を抱えていた私にとって、この授業はとても有意義な授業でした。
台湾の友人に誘ってもらい、旅行や遊びにも行ってきました。留学当初は聞き取れない、話せないことに怖さを覚え、日本語が話せる友人とは日本語で会話し、話せない友人の前ではあまり発言ができずとかなり消極的になってしまっていました。しかし今では少しずつ会話が出来るようになり、中国語でコミュニケーションが取れることの楽しさを知りました。とはいえまだまだ完璧とは言えないので、友人と中国語でコミュニ―ケーションを取ることをモチベーションにこれからも頑張ろうと思います。

 

・その他
台湾の夏は日本よりも湿度が高くとても蒸し暑いです。体感温度が40度を超える日もあります。また、最近はほぼ毎日雨が降り、雷が鳴っています。台風も頻繁に発生しており、颱風假(台風休み)が発令されると多くのお店や学校が休みになります。皆さんも台湾に旅行に来る際には、気温と台風にお気を付けください。

 

・おわりに
夏休みが終わり新学期に入ろうとしている今、振り返ってみるとこれまでの7か月間がとてもあっという間に過ぎてしまったように感じています。留学も残すところあと4か月になりましたが、これまで以上に時間を大切にし、やるべきことをこなしながらも最後の大学生活を思い切り楽しみたいと思います。