こんにちは、外国語学部中国語学科4年のK.N.です。私は現在、大東文化大学の留学制度を利用して、中国の北京外国語大学に留学しています。北京外国語大学は名前の通り外国語の教育に力を入れており、「外交官の揺りかご」と呼ばれています。古くから留学生を受け入れており、また大東文化大学とも関わりが深い大学になります。

私の所属する留学生クラスでは、日本人以外に中央アジアやヨーロッパ、アジアなどの各国から留学に来た学生とともに中国語を学んでいます。授業中に使う言語はもちろん中国語ですが、休み時間になると同じ国や隣国の国の人同士の会話の中で英語、中国語、韓国語、ロシア語など、多種多様な言語が飛び交い、語学を学ぶという点において、素晴らしい環境かつとても国際的な雰囲気になります。

本来であれば、私は3年次に留学に行く予定でしたが、コロナウイルスの影響により、今現在4年生で留学しています。同様に現在北京外国語大学に留学している生徒は様々なバックグラウンドや目標を持って留学しており、彼らとの交流は、自分にとって非常に刺激的です。中国への留学は日本で過ごしてた時には考えもしなかった自分自身の価値観や考え方を改めて考えさせらせる貴重な機会となっています。

中国語の学習については、自分の中国語能力に日々一喜一憂する日々が続いています。着いたばかりの頃は、自分の学んだ中国語が全く通じず、落ち込む日が多くありましたが、授業において自分の中国語を受け止めてくれる先生と外に出れば必ず中国語を使わなければいけない生活環境で過ごしていくうちに、自分の中国語の上達と話すことを楽しんでいる自分がいることに気づきました。時には学校を飛び出し、自分の中国語の腕を試しながら、自分の足で中国のリアルを見て体験することができています。

私が大学に入学した年度は、普段の学生生活もコロナウイルスの影響で思うように物事が進まず、留学準備においても、コロナ後の変化に自分で対応しなければならないことが多くありました。このことから、留学を通して自身の成長と未知の事柄に対して楽しんで取り組むことが出来るようになり自分自身の成長を実感しています。それも支えてくださった先生方や友達のおかげであると思っています。残りの留学生活も全力で楽しんでいきたいです。