こんにちは、外国語学部・英語学科・英仏コース４年のT・Sです。大東文化大学の奨学金留学を利用させていただき、カナダ・ケベック州にあるラヴァル大学に約４か月の留学をしています。ここでの授業や生活について、紹介させていただきます。

授業
大学の人文学科に所属している、語学学校に通っています。渡航前に行われたオンラインテストでクラス分けをされ、レベルが６段階に分かれています。私は４つ授業を取っていますが、１日に２コマ入っている日があるので授業があるのは週３日です。英仏コースで３年間フランス語を学んできましたが、最初に振り分けされたレベルでは先生の話していることが全く分かりませんでした。今まで学んできたことを筆記のテストでは発揮できても、肝心のスピーキングやリスニングが追い付いていないのでとても苦労しました。授業開始から１週間は履修変更期間なので、この間にレベルを1つ下げもらい、今は下から２番目のクラスで授業を受けています。その後は、フランス語に慣れてきたこともあり、何とか授業についていくことができています。授業内ではライティングやリスニングなどの基本的なことを学ぶ他、ケベックで使われているフランス語も教えてくれます。

生活
大学寮は敷地内に４つあり、私はその中でも一番大きくて古い寮に住んでいます。校舎までは歩いて１０分くらいです。最も新しくできた女子寮と比べると劣る点はいくつかありますが、私の寮は人が多いので友達との出会いがたくさんあるのが魅力です。友達と夕ご飯を一緒に食べたり、勉強できるスペースで課題を確認してもらったりと楽しく過ごすことができています。１階にある広いキッチンは全員で共用です。また、トイレ・シャワーもフロアごとで共用なので、慣れるまでに時間がかかりました。寮にいると文化の違いを感じることがたくさんありますが、慣れてきた今では快適に過ごしています。

最後に
留学に来る前、来た直後は緊張と不安でいっぱいでしたが、３か月たった今ではここでの生活を日常だと思えるほどに慣れることができました。ありがたいことに友達にも恵まれ、相談をしたり休日に一緒に出かけたりしています。先日の１週間の休暇期間には、モントリオール・ニューヨークへ旅行に行ってきました。まさか自分がこんな体験ができるなんて思ってもいなかったので、今でも信じられないような気持ちです。留学に来てからは渡航前に予想もしていなかった貴重な体験を、数多く経験することができました。留学期間は残り１ヶ月なので、気を引き締めつつ楽しく過ごしていきたいと思います。