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レポートアジア・ヨーロッパ圏

【フランス】リヨンカトリック大学

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 皆さんこんにちは、今年2月からフランス、リヨンカトリック大学に留学している外国語学部英語学科英仏コース3年の狩野文香です。

 

 早いことでもう既に、留学して半年が経とうとしています。5月の末に2月から始まった学期も終わり、4ヶ月間共に切磋琢磨し合ってフランス語を学んできたクラスメイトと別れ、悲しい気持ちを胸にフランスの長いバカンスが始まりました。日本とは違い、フランスのバカンスは非常に長く、大学によって多少は異なりますが、リヨンカトリック大学は6月から4か月間バカンスに入ります。この期間、リヨンカトリック大学では夏期講習が各月にあり、私は7月を選択しました。ですので、6月は旅行に時間を費やすことにしました。

 

 まず、以前、大東文化大学に留学していた留学生を訪ね、アイスランドに行ってきました。フランスは暑くなって夏を感じ始めたこの6月、アイスランドは10度ほど、気持ちのいい冬から春にかかるほどの気温でした。アイスランドは普段生活しているリヨンとは全く異なる魅力がある国で、とても美しく、心地いい大自然に囲まれ、心も体もリフレッシュすることができました。

 

 次の旅行先は、オーストリア、ウィーンです。ウィーン滞在中の英独コースの荒俣先生のアドバイスの元、ずっと楽しみにしていたオペラ鑑賞に日程を合わせ、一週間ゆっくりと美しいバロック建築や芸術、音楽が溢れるウィーンの街だけじゃなく、周辺の街なども訪れました。ウィーンでは、以前留学していた留学生や、いろいろな縁で音楽の道を歩んでいる日本人の方々やいろいろな方に出会いました。同じヨーロッパといえど、建物も、言語も人も違う場所を訪れ、新たな刺激をもらい、とてもいい経験が出来ました。そのあとバスで、ミラノに行き、中学時時代の先輩に会い、少し観光してバスでリヨンに帰りました。格安で簡単に他の国に行けることはとても魅力的だと思います。

 

7月は新たなメンバーでの夏期講習の授業が始まりました。前の学期と比べて全く違う雰囲気や環境の中でのフランス語の授業はとても新鮮で、週20時間ある授業もとても短く感じました。半年経って、これを一つの区切りとして、気持ちを入れ替え、残りの留学生活が有意義なものになるように取り組んでいきたいと思います。