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レポートアジア・ヨーロッパ圏

【フィンランド】タンペレ大学

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 はじめまして。8月からフィンランドのタンペレ大学に留学している国際関係学部国際関係学科3年生の豊田大樹です。はじめての留学レポートなので大学とタンペレという街と生活について紹介します。

 

《タンペレ大学》

 タンペレ大学にはフィンランド語で行われる講義と英語で行われる講義の2種類があります。私たち留学生は基本的には英語で行われる講義のみを履修することができます。付属の語学学校などはなく、いきなり学部生として講義を受けることができますが、英語を聞き取らないといけないので、大変でもあります。講義中でも教授が英語を話すことができる前提で質問をしてきたりもするので私も相当苦労しながら頑張っています。私はsocial science学部に所属していて、主にフィンランドの文化、社会、福祉、そしてフィンランド語のコースを履修しています。タンペレ大学には日本人の他にも世界中の国から留学生が集まっているので、多くの国の人と関わりを持つことができます。アジアよりはヨーロッパから来ている人が多いです。大東文化大学と比べて驚いたことは講義の形式が自由なところです。教授もいなく、教室もない生徒同士で行う講義もあります。大変なこともありますが多くのことを身につけられる大学だと思います。

 

《タンペレの街》

 タンペレはフィンランドの中では第2、3の街なのですが、自然が多く、そこまで都会という感じはしません。街のメインストリートに大きなマーケット、レストラン、銀行などが集まっていて、とてもコンパクトです。治安も日本と同じぐらい良いと思います。街のフィンランド人は英語も話すことができるので、フィンランド語が分からなくても困ることはありません。バスが発達していて、それを利用すれば市内ならどこへでも行けます。しかし、寒さは厳しく、10月頃から一気に冷え始めて気温がマイナスになったり雪が降りはじめたりしますが、大学から歩いて20分ほどの湖からはオーロラを見ることができます。かわいいカフェも多いので少しカントリーサイドな雰囲気が好きな人におすすめの街です。