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レポートアジア・ヨーロッパ圏

【ドイツ】ライプツィヒ大学

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 僕は、今年の3月から一年間ドイツのライプツィヒ大学に留学している角田です。まず留学の話をする前に、今世界中で大盛り上がりのワールドカップについて自分の優勝国予想を書いておきます。今現在ベスト4まで残っているチームはベルギー、イングランド、クロアチア、フランスの4か国です。そして自分が思う優勝国はフランスです。彼らは、攻撃陣はもちろん守備も素晴らしいタレントが揃っています。中でも19歳で出場しているFWキリアン・ムバッペは今大会注目の選手です。皆さんも彼に注目をして試合を見てみてください。日本代表の結果は残念でしたが、ベルギー相手に素晴らしい試合をしてくれました。また4年後に期待ですね。

 

 

 さて、ここからは真面目に留学について書きたいと思います。
まず自分が留学しているライプツィヒという都市ですが、住む分には良い街だと思います。街の人もいい人が多くて、それなりに都会なので困ることもあまりないです。旅行からライプツィヒに帰って来たときに感じる謎の“安心感”もいい街であることの証拠です。まるで我が家のような街です。自分は都会すぎる街があんまり好きではないので、過ごしやすいです。真面目に書くと言いましたが、ライプツィヒの詳しい生活や情報は上島くんがすでに書いてくれているので、自分は思ったことを書きたいと思います。

 

 

 まず、当たり前ですがドイツでは日本の当たり前が当たり前ではありません。電車なんて平気で遅刻します。生徒も授業に遅刻しますし、先生もたまに遅刻します。みんな自由だなーと思いながら自分もたまに遅刻します。ドイツ人に一歩近づいたのでしょうか。しかし、授業が始まればみんな積極的に発言し、真面目に授業を受けます。この切り替えは見習うべきだなと思います。
あとこっちにきて思ったのが金曜日の偉大さです。日本ではただの平日ですが、ドイツでは素晴らしい日です。みんな金曜日の授業が終わるとそのまま旅行に行ったり、居酒屋に行ってビールを飲んだりして盛り上がります。先生も「今日は金曜だから、授業早く終わろう。」とか先生らしからぬ発言をします。こっちに来て金曜は特別な日だと思うようになりました。

 

 

 もう書くことがなくなってきたので、最後は日本食について書いて終わりたいと思います。ドイツでも日本食を食べることはできます。寿司、ラーメン、海鮮丼などこっちに来て食べましたが、まず値段が高いうえにあんまり美味しくありません。寿司に関しては、まず握り寿司なんてお目にかかることなど滅多にできません。基本的に巻き寿司です。それもよくわからない魚が使われていてアボカドロールなど寿司とはもはや言えないものばかりです。日本の100円寿司がいかに素晴らしいか、日本のラーメン屋がいかに美味しいか、ドイツに来て改めて実感しました。何が言いたいかというと、日本の良さは日本にいる人には決して分からないということです。ぜひ、皆さん少しでも海外に興味を持っている人は、一度日本を出てみることをお勧めします。別に留学じゃなくても旅行でも、今じゃなくても数年後でもいいです。そうすれば、その国のよさが分かるだけでなく、改めて日本の良さにきっと気づくことができるはずです。留学といえば留学先の国に目が行きがちですが、日本は本当に素晴らしい国です。

 

 

 最後だけ真面目な感じになってしまいましたが、これで自分の留学レポートは終わりです。

 

 

 今スタバでこれを書いているのですが、隣に座っていた上島くんは、韓国人の女の子に話かけに行きました。このように、留学では積極的に自分から行動することが求められます。僕も彼を見習いたいです。長すぎんか、早く帰ってこい。

 

 

角田 拓海