International

レポートアジア・ヨーロッパ圏

【フランス】リヨンカトリック大学

  • Facebookでシェア
  • Xでシェア
  • LINEでシェア

今回のレポートは最終回となります。留学生活もすでに約10カ月半過ぎ、残り1カ月半になってしまいました。1年間という期間はとても長く感じますが、留学生活を送る過程は風のように一瞬にして1日1日が終わっていきます。フランスでの生活がスタートした直後はこの環境下で自分がどれ程成長できるのかとても不安に感じていましたし、私の性格上人と比べてしまう癖また、積極性に欠ける部分があり、それと向き合っていくのが少し苦に感じました。しかし、1年間という枠にはめられた期間が私に積極性を後押しし、日本人とフランス人との交流会の存在を知って以降毎回参加し、さらに学校主催のイベントなども参加したり等、それによりフランス人との関りを増やすことができ、少しずつ不安を解消すること出来ました。またもう一つ積極性を後押ししたものがあります。それは、仏検です。来る前に2回受験したのですがその為に勉強したことはかなり活きました。基礎があるのと無いのとでは確実に違ってくるので、留学するにあたって何か一つでも自分のモチベーションを挙げるものがあればなお良いかなと留学している中で感じました。

 

 

次にリヨンで楽しむことが出来るイベントを紹介します。1年間留学はその国のイベントにも簡単に参加できるのもいいですよね。リヨンでは音楽祭や革命記念日、光の祭りを楽しむことが出来ます。日本では味わったことの無い雰囲気でどれも印象に残っています。その中でも一番良かったのは4日間開催された光のお祭りです。町全体がカラフルな光に包まれるのですが、場所ごとに全く違う演出を見ることが出来るので飽きずに楽しむことが出来ます。このお祭りは毎年テーマが異なり、今年は地球温暖化に関したパフォーマンスでした。

 

 

また、現在はクリスマス時期で、私が通うリヨンカトリック大学前にはクリスマスマーケットを楽しむことが出来ます。セキュリティもしっかりしているので安心して楽しむことが出来ますし、マーケット内には美味しいものがたくさんあります。なので、学校終わりに友達と遊びに行ったりしています。

 

 

最後に、留学を通して、考える力をかなり伸ばすことが出来ました。それはフランスの授業システムでもあるのですが第一に自分自身で考えるがどれよりも先に置かれます。そのため自分の意見をしっかり持つことの大切さを改めて見直すことが出来、またそれは留学生活全体で大いに生かすことが出来ました。