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レポートアジア・ヨーロッパ圏

【ドイツ】ライプツィヒ大学

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こんにちは。ドイツのライプツィヒ大学に留学している高橋です。3月にドイツに来ましたが、留学も残すところ2カ月を切ってしまいました。最初はとても長く感じた1年の長期留学ですが、今はあっという間だったと感じています。最後の留学レポートは、ドイツでの旅行、留学の振り返りについて書こうと思います。

 

 

【ドイツでの旅行】

 私はドイツでたくさん旅行しました。その際、移動手段として、最初のころはICEという新幹線のような列車をよく利用していました。しかし最近はFLIX BUSというバスを利用しています。ICEは早ければ早いほどチケットを安く買うことができ、短時間で遠くまで行くことができますが、基本的に値段が高く、席も予約しないと満席で座れないこともあります。FLIX BUSはヨーロッパではとても有名な格安バスで、列車に比べてとても安い値段で利用できます。移動時間はそれなりにかかりますが、Wi-Fiやトイレもあるので快適です。スマホアプリからチケットを買うことができるのでとても便利です。ベルリンやドレスデンは列車と大差ない時間でより安く行けます。また、ドイツ国内はもちろん、ヨーロッパは陸でつながっているので簡単に国を越えての旅行もできます。ライプツィヒからはチェコのプラハが人気です。ドイツ鉄道もお得なチケットを販売しているし、バスでも国越えできます。冬は天気がころころ変わり、曇天の日も多いので、景色を楽しみたい人は夏に旅行することをおすすめします!簡単に異国に行けるというのはヨーロッパならではだと思うのでぜひ楽しんでください!

 

 

【留学の振り返り】

 3月ドイツに来た頃は全くと言っていいほどドイツ語ができませんでした。手続きなどを手伝ってくれる日本語学科の学生さんとも英語で会話をしていました。最初のクラス分けテストも驚くほど点数が低く、最低基準にも届いていませんでした。当たり前のことですが現地で受ける授業はすべてドイツ語で、時折皆が分からなさそうだったら英語で説明されるというものでした。ドイツ語がほぼできず、英語もままならない自分にとってはとても大変な環境でした。スーパーに行くことすら怖くなったこともありました。しかし、ドイツ語ができないとやっていけない環境なので、前期は日本で使っていた文法の教科書を何回も初めからやり直し、たくさんタンデムをして、がむしゃらに努力しました。その結果夏休みの語学コースではB1レベルのクラスをやり遂げて、今はB2レベルのクラスに参加できています。今は二年次に比べて圧倒的に授業数は少ないですが、一つ一つの授業が重くて、授業後の疲労感は今のほうが大きいです。授業は難しく毎回気を張るし、正直今でも本当にレベルに見合った力があるのか考えてしまうこともありますが、確実に3月よりドイツ語ができるようになったと言えます!日本でもドイツ語に限らず、言語を学ぶことはできます。しかし、生のドイツ語に触れ、厳しい環境で、仲間と切磋琢磨しながらドイツ語を学べて良かったと思っています。ドイツに来てドイツ語を学習するということはすごく貴重な経験だと思います。大変なことは数えきれないくらいありましたが、楽しいこともうれしいこともたくさんありましたし、大学生活3年間の中で1番濃い1年だったと思います。

 

 

最後に、あと2か月残っていますが、たくさんの人の支えがなかったらここまでやってこられなかったと思います。何回も心は折れましたが、励ましあってきました。残りの期間、まだプレゼンテーションもテストも控えていますが、ドイツに来てドイツ語を学べているということの感謝も忘れずに頑張りたいと思います。