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レポートアジア・ヨーロッパ圏

【インドネシア】ガジャ・マダ大学

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こんにちは。現在インドネシア、ジョグジャカルタ州にあるガジャ・マダ大学(UGM)に協定校留学制度、学部奨学金制度を利用し留学しています、国際関係学部国際文化学科3年の土田です。留学期間は2023年2月から2024年1月を予定しており、現在こちらで生活し始めてから約3ヶ月が経過しました。今回が初めてのレポートになりますが、留学先での授業や生活についてお話しさせていただきます。

 

授業について
私はINCULSという語学クラスと文化科学学部(FIB)に所属し、インドネシア語などを勉強しています。INCULSでは月曜日から木曜日まで6つのクラス(読み・書き・文法・会話・語彙・リスニング)があり、クラスは4つのレベルに分かれています。Beginner、Intermediate、Advanced、Expertの4クラスです。FIBでは「ガムラン」という音楽のクラスを受けています。学部の授業は現地学生と同じカリキュラムになります。
INCULSの授業は基本的な文法や単語、発音などの基礎的な部分から始まり、基本的にインドネシア語での解説、教科書を使った授業です。また会話練習やプレゼンテーションの授業も行われます。クラスメイトはオーストラリア、韓国、パキスタンなど様々です。私の語学レベルはまだまだ初級段階でいつも助けられてばかりですが、わからないことを伝えれば必ず助けてくれます。また先生も外国人の対応に慣れているため、とてもわかりやすくテキパキと教えてくれます。授業の難易度については、簡単すぎるや難しすぎると感じた場合、クラス決定後も変更できるので、不安になる必要はありません。授業は1日4h〜6h前後で終了するため、比較的自由な時間が多く、その日の復習をしたり友達と遊んだりすることができます。
学部の授業は現地学生のカリキュラムなので、インドネシア人の友達がたくさん作れる良い機会となっています。ただ授業は日常会話レベル以上が求められるので、現在私は音楽の授業だけ履修しています。他にも文化の授業(ダンス、伝統衣装など)やインドネシアの歴史、民族語(ジャワ語、スンダ語など)の授業があるので、来学期に備えてきちんと勉強し、より多くの授業を履修したいと考えています。

 

生活について

住居
現在私はkosと呼ばれる日本でいうアパートに住んでいます。kosの家賃は1ヶ月平均2万円で借りることができ、契約書や頭金がないので、簡単に借りることができます。また洗濯はlaundryにお願いしており、1kg=80円で洗濯、アイロン、服を畳んでくれます。

 

食事
食事は私の場合、基本的に外食です。1食100円〜300円で食べることができ、1日の食費は1000円に抑えることも可能です。ただインドネシアに来たばかりの時はお腹を壊しやすいので、衛生的なレストランで食事をしましょう。基本的に300円〜700円程度です。

 

通学(移動手段)
インドネシア人の多くはバイクを利用しているため、私もバイクを利用しています。毎日多くの道路で渋滞しているので、圧倒的にバイクでの移動が便利です。自転車も利用できますが、歩道や自転車レーンは殆どなく危ないのでバイクが1番良いと思います。Grab、Gojekといったアプリでバイクタクシーを利用できます。

 

1ヶ月の出費
旅行費や授業料を除けば、1ヶ月の生活費は2月〜4月を平均して10万円ほどです。生活費は奨学金の中で全て賄えるかと思います。

 

休日について
金〜日曜日は休みなのでいろいろなことができています。例えば毎週金曜日に日本語の先生の補助として、学生の宿題の添削をしたり、会話の授業をしています。それ以外にも友達と遊んだり、また東ジャワ、バリ島やカリムンジャワという離島など遠方にも遊びに行っています。

 

最後に
私はインドネシアに到着後、日本とのギャップや自分の言語のレベルの低さに驚きを隠せませんでした。特にお風呂がバケツだったことはとても衝撃的でした。しかし、それ以上に楽しいことや、インドネシア人のフレンドリーさ、親しみやすさが私を助けてくれました。まだまだ長い留学ですが、時間を無駄にしないよう尽力していきたいと思います。
奨学金を考えている方、インドネシアやガジャ・マダ大学について知りたいことがある方は、国際交流センターの方々にご連絡いただければ私の連絡先を教えてくださると思います。どうぞ気軽にご連絡ください。