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レポートアジア・ヨーロッパ圏

【インドネシア】パジャジャラン大学

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こんにちは!国際関係学部国際文化学科3年の岡田です。私は現在、協定校留学生としてインドネシアにあるパジャジャラン大学に留学しています。今年の8月下旬にインドネシアに来て、私自身インドネシアでの生活や授業にもだいぶ慣れたので、インドネシアでの生活の様子と大学生活についてお伝えできればと思います。

まずはインドネシアでの生活についてです。まず居住地を探すにあたってパジャジャラン大学に留学する留学生をサポートしてくれる方にお願いし、キャンパスの近くでお部屋を探していただきました。何か所か内見した後、キャンパスまで徒歩圏内のkosに決めました。Kos (コス)とはインドネシア特有の居住形態の一つで、シェアハウスとアパートの間のようなものです。私のkos には共用キッチンがあり、WiFiと水道代、洗濯物1日3個までが家賃に含まれているため月々の支払いは家賃と電気代のみになります。私のkos の周りにはたくさんのkos があり、エアコンが付いているもの、お風呂用の湯沸かし器が付いているもの、など自分の希望する条件に合ったkos を探すことが出来ます。午後5時を過ぎるとkos の近くにある大きな電話会社の目の前の道にたくさんの屋台が並びます。多くはインドネシア料理ですが、ラーメンや中華料理の屋台があります。多くの日本人は東南アジアの食事に耐性がなく、よくお腹を壊します。インドネシアに来たら、しばらくは屋台などのあまり衛生的ではない料理や辛い食べ物は控えた方が良さそうです。

次に大学生活についてです。私はパジャジャラン大学のBIPAで勉強しています。BIPAとはBahasa Indonesia bagi Penutur Asingの略で、外国人向けの語学コースとなっています。言語の他に文化も学ぶことが出来ます。BIPAはバンドン中心部にあるDipatiukurキャンパスで勉強しており、ミャンマーやパキスタン、ジンバブエなど様々な国から17人が参加しています。初めにクラス分けのテストがありレベルに合わせて3クラスに分けられます。授業は月~金曜日、8:30~11:45となっています。曜日ごとに先生と内容が変わり、文章読解をする日もあればYouTubeを見ながらインドネシアの文化を勉強することもあります。私のクラスには韓国人・タイ人・パキスタン人がいるので、各々が自分の国の文化を共有し、インドネシア以外の文化も学ぶことが出来ます。DipatiukurキャンパスにはBIPA以外に大学院生しかいないので、キャンパス内でインドンネシア人の友達を作るのは難しいです。ローカルの友達を作るにはもう一つのキャンパスであるJatinangorに遊びに行くかどこかのコミュニティーに積極的に参加する必要があると思います。授業自体は午前中に終わるので、午後はみんなでご飯を食べたり買い物をしたりしています。

私たちBIPA生はインドネシアに来たばかりでまだ英語を使うことも多いですが、学校外でインドネシア人とお話しすることで会話を勉強したり、現地の方とお話することでジャワ島西部で話されているスンダ語なども勉強しています。インドネシア人はとても優しく、よく私たちを助けてくれます。皆さんも是非一度インドネシアに来てみてはいかがでしょうか。