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レポートアジア・ヨーロッパ圏

【韓国】慶南大学 2023年度サマープログラム①

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こんにちは。外国語学部英語学科3年の加藤です。私は、大東文化大学の協定校である慶南大学が実施する慶南大学サマープログラムに参加させて頂きました。プログラムの内容は、①韓国語学習 ②韓国文化体験 ③韓国観光の大きく分けて3つあり、8月6日から8月25日までの約3週間を韓国で過ごしました。
本レポートでは、上述した①〜③について私自身の学びや思い出、経験をもとに慶南大学サマープログラムの魅力をお伝えできたらと思います。
 
 
① 韓国語学習
 まず、韓国語学習についてです。現地で授業を受講するにあたり、初日に簡単なクラス分けテストがありました。テストは先生と一対一の口頭で行われ、韓国語での質疑応答→韓国語の単語を読むことができるかどうか→文章を読むことができるかどうかの確認、というように、所要時間2〜3分程度の簡単なテストが行われました。
 1からハングルを勉強する人もいれば、ハングルは理解できるけど、話すことはできない人、少しなら話すことができる人、会話が完璧にできる人など幅広いスキルに合わせクラス分けが行われました。私は、大東文化大学の「コリア語初級A・B」を受講していたので、ハングルを読むことはできましたが、先生のお話を理解できるかどうかとても不安でした。ですが、英語を交えて単語を説明して下さる優しくて面白い先生や、私が理解できるまで説明してくれる優しい仲間のおかげで、全て韓国語で行われる授業も楽しみながら参加することができました。
 また、日本からパソコンを持参していきましたが、授業でパソコンを使う場面は無く、現地で配布される教科書を用いて授業が進められました。また、宿題があるクラスもありましたが、教科書から出されるためパソコンは不要でした。
 
 
② 韓国文化体験
・K-POPダンス
・キンパを作る体験
・サムルノリと呼ばれる韓国打楽器の演奏体験
・プロ野球観戦
・テコンドーの授業
・映画鑑賞(マイエレメントを英語吹き替え、韓国語字幕で鑑賞)
韓国文化体験の内容は以上の通りで、全てプログラムに組み込まれていました。正直、私は語学力よりもプログラムにK-POPダンスがあることが一番の不安でした。ですが、ダンスが苦手な私でも踊ることのできる振り付けであったため、最終日のダンス発表の際にも楽しみながら参加すること出来ました。また、ほぼ毎日の放課後にK-POPダンスの時間がありますが、ダンスだけでなく日本の他大学の学生や慶南大学の学生、中国や台湾、アメリカからプログラムに参加している学生と交流を深めることのできる時間でもありました!
 私の韓国文化体験での1番の思い出は、参加生全員で行ったプロ野球観戦です。野球のルールはあまり詳しくありませんが、簡単なダンスを踊りながら大きな声で応援歌を歌うなどして、帰りのバスの中でも、寮に帰った後でも余韻に浸ってしまうほど最高の思い出となりました!
 
 
③ 韓国観光
 最後に韓国観光についてです。慶南大学は、昌原市馬山合浦区という場所に校舎があり、都心となるソウルからとても離れた場所に位置しています。しかし、プログラムに1泊2日のソウル観光が組み込まれていたため、参加生全員でバスに乗ってソウルへ行くことが出来ました。到着後は、景福宮(韓国の祝日の関係で入館できなかった)やソウルタワーなどの有名な観光地を訪問しました。
また、短時間ではありましたが観光地訪問後には自由時間が設けられており、明洞や弘大など制限時間の範囲内で友達とショッピングをしたり、お夕飯を食べに行くなどして時間を過ごしました。さらに、毎週末に自由時間が設けられているため、バスやタクシー、KTX(新幹線のような交通手段)等の交通手段で海の綺麗な釜山や回りきることが出来なかったソウル近郊へ出かけ、充実した週末を過ごすことができたと思います。
 
私が、韓国へ興味を抱いた最初のきっかけは、韓国のドラマを視聴し、「韓国語って可愛いな」という小さなきっかけからでした。この小さなきっかけのおかげで、コリア語初級の授業を通し韓国語を学び、慶南大学サマープログラムに参加することが出来ました。この素晴らしい経験が無駄にせず、成長に繋げられるよう今後も語学学習に励みたいと思います。
長いようで短いたったの3週間を韓国で過ごし、出会うはずのなかった大好きな日本人の友達や国を超えた友達と繋がることができた実りの多い最高な時間となりました!参加を検討している学生の皆さんや長期休みに何か素敵な経験をしたい、思い出を作りたいと考えている皆さんに、本プログラムへの参加を強くオススメします!