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レポートアジア・ヨーロッパ圏

【韓国】国立木浦大学

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こんにちは。国際関係学部国際関係学科4年の、森田聖奈です。私は現在、韓国の木浦市にある国立木浦大学へ2024年3月から協定校留学を利用し、留学しています。12月に帰国し、現在は日本にいます。留学が終了し、今回で最後のレポートになりますが、最後の1ヶ月を振り返ってみての感想を書きたいと思います。

 

 

・期末考査
12月は、学期末考査がありました。私は二学期で3コマの授業を履修していました。そのうち2つは筆記試験で、もう1つは面接形式の試験でした。3コマとも中間考査はP P Tを作って発表形式でテストが行われました。中間考査では1チーム約30分程度の発表で、準備にとても多くの時間を費やしたのを覚えています。
中間と違って期末考査は基本筆記の試験が多く、内容は主に1学期全体のまとめです。筆記試験の2コマは、日本文学史の授業で、授業で扱った文学作品の韓国語訳や、感想を書く内容でした。面接形式のテストでは、実際に就職での面接場面を予想した実践的な内容でした。期末考査は復習がメインだったので、勉強時間は1日に約6時間から8時間ほど費やしました。それに加えて私は、卒論を書かなければいけなかったのでテスト勉強に十分な時間を使うことができませんでした。
最後の1ヶ月は、テスト勉強と卒論に追われるとても忙しくて大変な日々が続きました。ですが1月に成績が出て、全てA +を取ることができていたので悔いなく終わらすことができたと思っています。

 

 

・生活

(M T inソウル)
11月に、M Tがありました。M Tとは、韓国の大学で学部単位で行われる親睦のための合宿です。私たちの日語日文学科は11月のM Tでソウルに行きました。1泊2日の旅行でしたが、私は個人的にもう少しソウルで楽しみたかったので、もう2泊して3泊4日ソウルに滞在しました。学校のスケジュールでは、ソウルに着いた日は就職相談セミナーに参加し、その後は自由時間でした。就職相談セミナーでは、韓国人向けに日本での就職に関するセミナーが行われ、現在ソウルで働いている日本人の方のお話を聞く機会がありました。私も、韓国で就職したいという気持ちがあったので参考程度にお話を聞きました。それが終わってからは各自自由行動で、私は友達とソウルで観光をしました。普段、木浦では行くことができない場所で買い物をしたり、夜は教授の方たちとお酒を飲んだりして楽しかったです。
残りの2日間は、完全に自由な時間だったので時間を余すことなくたっぷりと観光を楽しみました。木浦からソウルはバスで行けば4時間半、特急列車で行けば3時間かかる場所にあるので、普段気軽に行くことができない場所ということもあって久しぶりのソウルを堪能できたと思います。

(M T inヨス)
12月に最後のM Tでヨスに行きました。木浦からバスで2時間ほどの場所にあり、海沿いの観光地です。私はヨスに行くのが今回で3回目でした。今回は1泊2日のM Tで、1日目は、有名な美術館に行って、夜には宿舎でB B Qをしました。実はそこの美術館に行くのは2回目でした。夏にも個人的に1回行っていて、とてもきれいでもう一度行きたいと思っていました。また、B B Qでは寒いなか外でお肉を焼いたので、とても印象に残っています。その日は、夜遅くまで友達や教授の方たちとお酒を飲んでたくさんお話をしました。日本の大学では体験できなかったことなので、新鮮で楽しかったです。2日目は、アート遊園地に行きました。空中ブランコなどのアスレチックを楽しんだ後に、騙し絵ミュージアムに行きました。たくさん写真を撮って、思い出を作ることができました。
留学中にヨスに3回も行くとは思っていなかったので、しっかりと楽しむことができてよかったです。

 

 

・T O P I K(韓国語能力試験)
11月にT O P I Kを受けました。1年間の集大成とも言える大切な試験です。下は1級から最高は6級まであり、私はもちろん6級を目指して勉強してきました。点数で急が決まる形の試験で、リスニング・記述・読解それぞれ100点満点で合計300点満点です。6級は230点以上取る必要がありました。12月に結果が出て、私は惜しくも5級という結果に終わりました。とても悔しかったけど、次の試験では今回の失敗を活かして必ず6級を取りたいと思います。

 

 

・終わりに
約1年間の留学が終わりましたが、本当にあっという間でした。何よりも、今回の留学を通して、韓国で就職したいという気持ちが確信に変わったことが、一番大きな変化だったと思います。私の場合、4年で留学に行くという選択をしましたがこれに関して後悔はありません。もちろん、大変なこともたくさんありましたがそれ以上に得るものがとても多かったです。今、これを読んでくれている方の中で留学に行こうか迷っている方がいるのであれば、ぜひ留学に行くことをおすすめします。短期でも長期でも、海外に行くという経験は誰にでもできることではありません。しかし、私自身留学を通して自分の将来の幅が広がったし、新しい価値観に触れることもできました。留学を通して多様な国籍の方と関わることで、自分の可能性を広げることができます。以上を踏まえた上で、私はみなさんに留学に行くことをおすすめしたいです。