こんにちは、国際関係学部国際関係学科4年の一木彩花です。私は現在、協定校留学制度を利用して3月から韓国慶尚南道昌原市に位置する慶南大学に留学しています。今回のレポートでは、後期の大学生活がどのようなものだったのかをお伝えしたいと思います。
<授業について>
後期は留学生専用の韓国語の授業はなく、全て現地学生と一緒に学ぶ授業でした。私はフランス語、クラシック音楽入門、K-カルチャー、サウンドミキシング、ノクセク、馬昌人の話という6つの授業を取りました。
前期とは違い現地学生と学ぶ授業なので、内容やスピードも全い、最初は慣れるまでに少し時間がかかりました。
教授によっても方言が強かったりするので、聞き取りずらかったり、内容を理解するのに大変でした。
K-カルチャーとサウンドミキシングは学科の授業だったのですが、私はこれまでこの学科で勉強をしてきた訳では無いから、基礎知識がなく他の学生に比べて理解するのに時間がかかったけれど、教授が分かりやすく説明してくれたり、気を使って何度も説明してくれたので他の学生に置いていかれることなく授業に参加できました。また、馬昌人の話という授業では留学にきている昌原・馬山の歴史や文化を学ぶことができ、とても興味深かったです。中間、期末とともに大体の授業は手応えがあったのですがいくつかどうしても言語の壁によって難しいところがあり、まだまだ未熟な言語力であることを実感しました。友人や教授と会話をしたり生活する分には困ることもなく、スムーズに会話ができるのですが、試験となるとどうしても難しい単語や、問題を読むのに時間がかかってしまい納得のいく出来にならなかったのが悔しかったです。
<放課後や休日の過ごし方>
後期は特に学校行事はなかったので、友人と少し遠出をしたり、ずっと行ってみたかった慶州というところに行きました。
慶州は韓国の文化財があったり歴史的な建造物や雰囲気が残っている場所で、留学前から訪れてみたかったのでとてもいい時間になりました。
韓国の歴史や建造物にも興味があったので実際に訪れてそれをみれたというのが私にとってとても意味のあるものになりました。
また、誕生日には友人が日本から来てくれて釜山観光をしました。友人は韓国語が分からないので私が通訳をしながら観光したのですが、その時に前期よりも語学力があがったなと思うことが何回かあり、友人も褒めてくれたのですごく嬉しかったです。前期は韓国人の友人に助けて貰ったりすることが多かったけど、ここでは私が話さないと!と思い沢山話したのですが、お店の人も私の韓国語を褒めて下さりなによりも自分自身が成長したことを実感できたのが1番嬉しかったです。
10月以降は卒業論文に集中し、毎日のようにパソコンと向き合っていたのですが、なかなか難しく、テスト勉強やそれ以外にもやることが沢山ある中で同時進行するのはとても大変で何度も挫けそうになりましたが、日本にいる友人も同じように卒業論文を頑張っていたのでお互いに励まし合いながら何とか終わらすことが出来ました。
夜寝れなくなってしまったり、泣きながら卒業論文を書いたりしましたが、完成させた今では諦めず全部頑張ってよかったなと感じています。
<最後に>
約1年間、知らない地域で生活するということは簡単なことではないけれど、毎日生活する中で1つ1つできることが増えたり、優しい友人や地域の方との出会いがあり、とても有意義な留学生活だったと感じています。自分自身の成長にもつながり、物事の考え方や見方も変わりました。最初は不安もあり、初めての海外生活ということもあり、早く日本に帰国したいと思っていましたが、今では人も文化もこの地域が大好きになり、帰りたくないという気持ちが強いです。高校生の頃から海外に関心があり、留学したいと思っていたけれど、自分には難しそう、4年生になってからじゃもう遅いかなという思いから半分諦めかけていたのですが、ある先輩の留学体験談をきき絶対に諦めたくないという気持ちから4年生という時期に留学をしましたが、諦めず留学し本当に良かったと思っています。もし、留学を考えている・留学したいという方がいたら最後まで諦めず行動してみるのがいいと思います。いつからでも遅くないし諦めなければ叶えられると思うのでもし悩んでいる方がいたら参考にしていただけたらなと思います。
3回のレポートを通して伝えられたことはそう多くはなかったと思いますが、少しでも留学生活がどのようなものか伝わっていたらいいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。그럼 안녕~!!

