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山口謠司准教授著『文豪の凄い語彙力』株式会社さくら舎

内容

 

この言葉を使うと人間に幅ができ、知性が輝く!
 

SNSやメールで平凡な表現しかできない残念な人ではありませんか?「やばい」を多用してやばい状態になっていませんか? 語彙力ブームの立て役者・山口先生が近現代の文豪の深い言葉をえりすぐって紹介します。今日から使ってみたい言葉、知ってるけど意外な意味のある言葉など、読んで楽しく面白い! 文豪の似顔絵付きと例文入りで、その言葉の使われ方もわかります!文豪の語彙力を身につけて教養と表現力をアップ!

★「薫風とつづけて風の名となす」(正岡子規)
 「薫」という字の下の四つの点は、火が燃えているさまをあらわしています。草を詰めた袋が火で燻されている状態です。草が燻されると、香ばしいよい香りがします。「薫」という文字は、香りのよい草を意味する漢字だったのです。「薫風」、若葉がキラキラと目に眩しい季節、その風のかぐわしさを愛おしむ気持ちが伝わってくるような言葉ではありませんか。

(さくら舎HPより転載)

著者

大東文化大学文学部中国文学科准教授 山口 謠司

発行年月

2018年4月7日

価格

1,500円+税

出版社

株式会社さくら舎