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建学の精神・教育の理念

建学の精神

漢学(特に儒教)を中心として東洋の文化を教授・研究することを通じて、その振興を図ると共に、儒教に基づく道義の確立を期し、更に東洋の文化を基盤として西洋の文化を摂取吸収し、東西文化を融合して新しい文化の創造を目ざす。

教育の理念

大東文化大学は、建学の精神に基づき、東洋の文化を中心として広く全世界の文化に関する諸学を研究・教授し、その振興を図ると共に、東洋固有の文化を尊重し、その伝統的美徳を身につけて豊かな人格の形成に努め、併せて国際的な視野を持ち、世界の文化の進展と人類の幸福の実現に寄与できる有為な人材を育成することをめざす。

本学は、財団法人大東文化協会によって1923(大正12)年に設立された大東文化学院を前身とする大学です。大東文化協会は、帝国議会を通過した「漢学振興ニ関スル建議案」の趣旨を具体化するために認可された団体であるが、協会が大東文化学院を設立した背景には、日本の政治・経済・社会・文化の近代化の過程で見られた西洋偏重の傾向を是正し、漢学を中心とする東洋文化の振興を図ろうとする機運がありました。

漢学の振興という建学時の精神は、時代を経て、1985(昭和60)年にまとめられた『大東文化大学の建学の精神』(学園長期教育研究計画策定委員会報告書)において、「漢学(特に儒教)を中心として東洋の文化を教授・研究することを通じて、その振興を図ると共に、儒教に基づく道義の確立を期し、更に東洋の文化を基礎として西洋の文化を摂取吸収し、東西文化を融合して新しい文化の創造を目ざす」ものと成文化されました。

このような建学の精神に基づき、本学は大東文化大学学則(以下「学則」という。)第1条で、学士課程の目的を「学問の理論と応用を教授・研究して真理と正義を愛する自主的精神に充ちた良識ある人材を育成し、文化の発展と人類の福祉に貢献すること」と定め、同第1条の2において「教育研究水準の向上を図り、前条の目的及び社会的使命を達成するため、教育研究活動等の状況について自ら点検及び評価を行う」ものと規定しています。また、大学院については、「高度にして専門的な学術の理論及び応用を研究・教授し、その深奥を究めて、文化の創造・発展と人類の福祉に寄与することを目的とする」(大東文化大学大学院学則第1条)と謳っています。さらに、学科と大学院ごとに、それぞれの特色に基づいて教育・研究上の目的を学則に定めています。

現在、本学は、文学部、経済学部、外国語学部、法学部、国際関係学部、経営学部、スポーツ・健康科学部、社会学部の8学部20学科、文学研究科、経済学研究科、法学研究科、外国語学研究科、アジア地域研究科、経営学研究科、スポーツ・健康科学研究科の7大学院研究科で構成されており、約1万2千人の学生を擁する総合大学として発展しています。