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【カナダ】College of the Rockies

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こんにちは。カナダにあるCollege of the Rockies に留学中の、法学部法律学科3年の仲田です。このレポートが私にとって最後のレポートになります。今回はこれまでの留学生活を振り返ろうと思います。

 


私は昨年の5月から留学金留学制度を利用して留学を始め、12月末まで授業を受けました。振り返ってみると、この数ヶ月はあっという間だったと思います。恥ずかしながら、私は留学を始めた当初ははっきりとした目標はありませんでした。留学に際して具体的に目標や目的があった訳ではないので、思い返せば私はあまりにも無責任に留学を始めたように思います。もともと英語には苦手意識があり、なぜ留学を始めたのかとふと考えることもありました。これは学部にもよりますが、私が籍を置いている法律学科は2年生になると必修の英語の授業は週一コマのみでしたし、それ以外の授業で英語に触れることはほとんどありませんでした。そのため、今回留学をしなければ、この大学生活の中で英語を話す機会もほとんどなかったと思います。

 


そのような私が留学をすることになったのですが、いざ留学を始め英語に触れ続ける環境に身を置くと、やはり意識は変わっていきました。それはこの環境の中では英語を勉強することの重要性を身をもって実感するからです。当たり前のことですが、大学の授業はもちろん、それ以外の日常生活の中でもコミュニケーションをとるためには英語を話したり聞いたりするために、英語を理解する必要があります。このような環境で生活を送ることができる点は、留学をすることの非常に大きな利点の1つであると思います。また、カナダの文化だけでなく、他の留学生と触れ合う中で他国の文化にも興味を持ちました。これも日本にいたら私には起こり得なかったことだ思います。

 


留学をする学生のほとんどは留学をしようと思う時点で何かしらの目標や目的がすでにあると思います。ですが、中には私のようにそうではない学生もいるのではないでしょうか。留学をしようかどうか迷いどうしても踏み切れないという場合は、思い切って留学をしてみることをお勧めします。正直、私はモチベーションがなかったり焦りや不安で挫折したような気持ちになったことは何度もありましたが、今となっては留学をして良かったと思っています。

 


最後に、この留学をするにあたってお世話になった大学の方々や両親、そしてカナダに来てから出会ったホストファミリーやルームメイト、友人たちや先生方に感謝しています。このような素晴らしい環境の中で生活を送ることができたことは私にとってかけがいのないものになり、また自分自身の今後について考える良い機会になりました。英語の学習だけでなく、それ以外の面でも有意義な時間を過ごすことができました。私は1月から私費留学に切り替え引き続きこちらで勉強を続けていますが、今後も自分の将来のために勉強に励もうと思います。拙い文章ではありますが、これがこれから留学をする方や、留学を検討している方の参考になれば幸いです。