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レポート英語圏

【アメリカ】ウェスタンミシガン大学

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はじめまして、文学部日本文学科3年の北村朱音です。アメリカのウェスタンミシガン大学に留学しています。早いもので、アメリカに来て2か月半が経ちました。今回のレポートでは、語学学校の授業とアメリカでの生活などについて書いていこうと思います。

 

【語学学校の授業】
クラスは4つに分かれており、私は上から2番目です。Reading, Speaking, Grammarの授業がありGrammar以外は一番上のクラスと合同でしています。月曜日から金曜日、9時から13時までなので午後は比較的自由に過ごせます。クラスに日本人は私だけで、韓国や中東(特にサウジアラビア)の人が多いです。他にもコンゴ、タイ、ロシアなど世界のあちこちから集まっています。休み時間には、英語で会話をするだけでなく、お互いの言語を教えあうなどして楽しく過ごしています。

 

【アメリカでの生活】
・友達作り
英語が全くできなかったため、初めは友達が出来るのかどうか本当に不安でした。しかし留学生向けのオリエンテーションに参加することで、アクティビティを通して友達を作ることが出来ました。英語のレベルに関わらず、積極的にイベントに参加することが大切だと学びました。勿論あまりのできなさに落ち込んだり、申し訳なくなることも山のようにあります。しかし、みんな私の発言を待ってくれるので、落ち着いて話せます。出川イングリッシュを思い出して、気持ちで話しましょう。

・環境
私が到着した8月下旬は、気温が30度を超える日もあり暑くてたまりませんでした。どうして寮の部屋にエアコンがついていないのでしょうか。しかし11月の上旬には雪が降り始め、最高気温が1桁の日が増えてきました。すでに日本の冬のようです。そんな中でもパーカー一枚で生活をしている人を見かけると、逞しさに驚きます。
寮は一人部屋で、トイレとお風呂は隣の部屋と共用です。ごはんは、大学のMeal planを利用しています。しかし寮にキッチンもあるので、自炊をしている人も見かけます。

・お休みの日
正直、田舎のため車がないととても不便です。しかし学生証を見せるとバスに無料で乗れるので、車がないときはよく使います。シカゴに電車1本で行くことが出来るので、秋休みなど少し長めの休みに行く人が多いです。私もこの前に行きました。他にも、キャンパス外の友達の家で映画を見たり、ボードゲームをしたりして過ごしています。
また、吹奏楽団、ジャパンクラブなどアクティビティに参加しているので、その予定が入ることも多いです。

・自分の変化
アメリカに来て、自己主張の大切さを知りました。何かしたいときも、分からないときも、何も言わないと相手から声をかけてもらえることはほぼありません。日本では自己中であることを自分の欠点として捉えていたのですが、こちらでその考えが変わりました。また、人と人が違うのは当たり前で、だからこそ相手を理解しようとする姿勢が必要であることを実感しました。

 

【おわりに】
正直、日本が恋しいこともたまーにあります。推しの解散コンサートに行けないこと、〇屋の牛めしが食べられないこと、美味しいラーメンに出会えないこと、湯船に入れないことなどです。しかしそれ以上に、新しい発見の連続で毎日がとても楽しいです。そして、なぜだか気楽です。残りの期間も、日本を懐かしむこともあるだろうけれど、アメリカ生活をめいっぱい楽しもうと思います。