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レポート英語圏

【アメリカ】オレゴン大学

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 アメリカ・オレゴン州・オレゴン大学に留学中の、環境創造学部(現・社会学部)環境創造学科(現・社会学科)4年川口仁史です。私は大学の奨学金を利用して留学させていただいています。このレポートでは、アメリカでの生活や勉強についてお話したいと思います。
 
① 生活
 私はホームステイさせていただいています。私のホストファミリーはとても親切で、私を家族の一員として扱ってくれます。ジャックオーランタンを作ったり、クリスマスに向けて、飾りを作ったりと家族行事を一緒に行いました。また、私のホストファミリーでは、毎週日曜日の夕食後にみんなでマザーの作ったシェイクを飲みながら、ボードゲームをします。家族の一員としていろんな経験をさせていただいています。
 一方、プライベートの空間もあります。私の部屋は広く、バスルームも一人で使わせていただいており、快適な生活を送ることができています。ホームステイの難点をあげるとすれば、私の場合は学校までが約1時間かかることで、バスが30分に1本、もしくは1時間に1本しかないことです。しかし、それ以上にホームステイ先が快適なため、あまり気にはなりません。寮に住んでいる友達も大勢いますが、寮は学校に近い分、プライベートの空間を持つことが難しいことが多いので、自分に合うものを選ぶといいと思います。
 
② 授業
 私はオレゴン大学の語学コース(AEI)に現在通っています。AEIでは、『speaking/listening』 『grammar』『writing/reading』の3つの授業を履修しており、日本人、台湾人、サウジアラビアや中国の人たちと共に英語の勉強をしています。それぞれの授業は、レベルによってクラスが異なります。現在は人数が少ないため2つのクラスにしか分かれていませんが、コロナ前はそれぞれの授業で6つのクラスに分かれていたそうです。授業の内容自体は難しくはないのですが、課題と予習が多いので大変です。ただ、最初はついていくので必死でしたが、英語に慣れてくると、比較的楽になると思います。メジャーのクラスを取るためには、TOEFLやIELTSのスコアが必要となります。留学中に勉強しようと思っても、時間の確保が難しく、勉強がなかなかできないため、メジャーを履修したい場合は、日本にいるうちにスコアを取るのをお勧めします。
 
③ キャンパスライフ
 AEIで勉強していると、なかなか現地の人と会う機会がありません。そのため自ら行動する必要があります。オレゴン大学では、様々なイベントがあるため、そのイベントに参加する留学生は多いです。私の場合は、フットサルチームに所属したり、日本語の授業のボランティアに参加しました。語学学校だけでは、できる友達に限りがあるので、積極的に行動をすることをお勧めします。日本人はシャイが多いので、最初はなかなか難しいかもしれませんが、一度行動してみると意外とできるものです(笑)。
 
④ 最後に
 もしも留学に興味が少しでもあるのなら、私は行くことをお勧めします。たとえ英語が話せなかったり、できなかったとしても行く価値はあると思います。正直英語力は関係ないです。留学を通して経験することは、日本にいるだけでは決して経験できないことばかりです。私は留学のために留年をしましたが、その選択に後悔はありません。むしろ留年してまで留学をしてよかったと感じています。それほど留学することは価値があると私は思います。