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レポート英語圏

【カナダ】ラヴァル大学

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こんにちは、外国語学部英語学科4年M・Hです。カナダのケベック州にあるラヴァル大学に留学しました。2022年1月から4月まで大学にある語学学校で、フランス語の授業に参加しました。

 

カナダ ケベック州について
ケベック州はカナダの東部に位置する州であり、公用語はフランス語のみです。独自のアクセントや単語があります。

 

私の語学力について
1年生からの3年生まで英語学科のヨーロッパ2言語コースのフランス語の授業を受けていました。留学前のフランス語の検定は3級でした。初日はアクセントなのか話す速さなのか、何を話しているのかわかりませんでした。クラスメイトが言っていることもわからず、かなり焦りました。振り返るとフランス語を聞くことに慣れていなかったのだと思います。最終的に授業内容の理解、会話ができるようになりました。


授業
私は週に3つ授業をとり、全て8:30-11:20(休憩時間込み)でした。午後から始まる授業もあるようです。オンライン授業の流れとして、先週の宿題に対して質問の確認、新しい単元を習い、グループワークで作業をします。(5月より対面授業に切り替わるそうです)

 

授業の雰囲気
質問や意見を言う人が多くいました。なぜその回答になるのか、類義語の使い分けなど細かく教員に質問していました。対面の授業でも同じことが言えると思いますが、不明点をクリアにすることも大切ですが、何より会話をする練習にもなります。やはりフランス語で会話をしようとすることで、語学力は伸びるのだと実感しました。
当初は緊張しやすい性格もあり、無言で授業がおわってしまうということもありましたが、徐々に克服できました。

 

生活について
大学敷地内にあるLacerte Agatheという女性寮で生活していました。外から教室に向かうことも可能ですが、地下トンネルで建物にアクセスができます。トイレ、シャワー室は同じ階にあり、キッチンやランドリールームは地下一階にあります。冷蔵庫や電子レンジ、テレビを大学が提携する会社からレンタルできますが、検疫のための隔離が伸び、授業開始日以降の到着だと何も借りられませんでした。5日時点で冷蔵庫がなんとか借りられる状態だったそうです。  私の場合友人の知り合いに寮を出る方がいたのでもらいました。自炊していましたが、食材は日本と同じくらいの価格だと思います。1月から3月がもっとも寒く、体感-20℃になることが多々あります。

 

商業施設や娯楽など
大学の側に3つショッピングモールがあるため、服から家電まで買えます。
バスを利用すれば、観光地であるVieux Québecに行くことができます。ケベックの郷土料理からカナダで定番な食べ物、タピオカのお店もありました。町並みがとても美しいです。
車のアクセスが可能だと、大都市モントリオールやより多くの観光地に行くことができます。1月には冬のお祭りがあり、イベントのために用意された氷のアートやゲームがありました。趣味でスキーやスケートをする方もいました。

 

デモについて
治安はとても良いという印象でしたが、たまにコロナウイルス感染症による制限撤廃を訴えるデモがあるそうです。デモがある際は外出しないほうがいいと友人に言われ、予定を延期にしたこともあります。被害が出ることがあるそうなので、デモの開催があるのか確認するべきだと思いました。


留学を通して感じたこと
初めての留学だったこともあり準備や慣れていないことが多く大変ではありましたが、留学したからこそ得られたことは多くありました。
一人で日本語以外の言語を話し生活できたことは、日本で同じことをするのは当たり前なことかもしれませんが、海外でできたことで自信をつけることができたと思います。
留学を検討されている方に参考になれば嬉しいです。