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レポート英語圏

【アメリカ】セントクラウド州立大学

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 皆さんこんにちは。文学部英米文学科3年の湯浅です。私は現在アメリカ合衆国ミネソタ州にあるSt. Cloud State Universityに協定校留学、学部奨学金留学を併用して留学をしています。今回のレポートは第1回という事で学習面、生活面、その他の3つを紹介していきます。
 
 
① 学習面(授業について)
 私は学部の授業を取る前にもっと英語という言語を学ぶ必要があった為、大学の語学学校を夏休みの間(5〜8月)通いました。クラスは夏のせいもあり少人数で私含め日本人3人、サウジアラビア2人、ギニア1人の合計5人でした。クラスは朝9時から午後3時半(昼休み40分)までで、授業は全員一緒に行いますがクラスが始まる前にレベル分けテストを行い私はレベル3でした。レベル4を卒業しないと学部の授業を取る事はできないのですが結果的に成績もレベル4に相当するまで伸びたので9月現在、学部の授業を取ることができました。授業の内容はVocabulary, Grammar, Speaking, Listening, Reading, Writingの5×50分でした。私が感じた事は、日本人は文法、単語は強い傾向がありますが一方で英語を話す能力は弱いと感じました。正直授業の内容は難しくはありませんが、ほぼ話す能力は0のままでこちらに来たので英語で自分の意見をいう事はこちらに来てから2ヶ月目まではかなり苦戦しました。しかし徐々に慣れてきた事もあり3ヶ月目からははっきり話す事ができるようになりました。
 
 
② 生活面について
 語学学校に通っている間はキャンパス内にある寮に住んでいました。ルームメイトが日本人なのでとても快適に毎日過ごせました。夏の間は学校の食堂が閉まっていたので毎日自分で自炊をしなければなりません。放課後など時間がある時はルームメイトと近くのスーパー(Target, Walmart)に行って食材や日用品を買いに行っています。買い物には学校のI Dカードがあれば無料でバスに乗れるので近くショッピングモールにも行けてとても便利です。私は夏に同じ寮の韓国人と出会い、毎日夜ご飯を一緒に作って食べていました。毎日彼と英語で話すので個人的に英語を話せるようになるには英語が話せる人と毎日ご飯を食べる事だと思います。彼はとても優しくて彼のおかげで私は英語力が伸びたと思っていてとても感謝しています。
 
 
③ その他
 こちらにきて日本と違うと感じた事をいくつか紹介したいと思います。
・夏のせいか午後9時になっても外が明るいので時間の感覚が狂います。
・アメリカは車社会なので交通量がすごく多いです。基本こちらの人たちは運転がすごく荒く、車検が無いのでよくほぼ壊れている車でも運転している人や、形が変わっている車を見かけます。
・アメリカのコロナ事情はまだまだ流行はしていますがマスクをつけている人はほぼいないので気にせず生活ができます。
・私が1番日本と違うと感じたのは働き方の違いです。スーパーや飲食店に行くと大抵の従業員はいい加減に働いています。イヤホンで音楽を聴きながら仕事をしたり、従業員同士で話したりしながら仕事をしています。仕事に対してストレスを感じる事なく働けるので羨ましいと感じました。
 
 
最後に
 正直、アメリカに来てから新しい事を多く学べて楽しい事がありますが、思っていたよりも辛い事の方が多いです。アメリカは多くの人種、国籍の人がいるので、生活の仕方、文化の違いで辛さを感じる事があります。私にとって、人と関わる上で1番大事なのは会話です。英語で話していても英語力がない為、会話を続ける事ができなかったり、深い話をしたくてもできなかったり、自分の言いたい事が頭で分かっていても英語で表現できない時はとても悔しいと感じます。しかしそれを毎日少しでも克服する為に努力する事で楽しみが増えてきて実際、現在5ヶ月目に入り辛さが楽しさに変わってきています。日本と文化も生活スタイルも全く違い沢山新しい発見を見つける事ができて毎日とても価値のある生活をできています。留学をしたいと考えている人に対して言いたいのは、もし今留学に対して躊躇したり、少しでも留学をしたいと思っているなら挑戦するべきです。日本では経験できない事が沢山世界にはあります。私の大事な友達から学んだ言葉で「人生1度きり」を心に後悔なく毎日過ごしています。自分の好きな事、やりたい事をしてなりたい自分になってください。1度きりの人生を楽しんでください。
“Just do what you want to do, and be what you want to be”
 
最後まで私のレポートを見てくださってありがとうございました。 湯浅