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レポート英語圏

【アメリカ】ワットカムコミュニティカレッジ

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How are you doing? 私のレポートに目を通していただきありがとうございます。2022年4月から、学部の奨学金制度を利用し、WhatcomCommunityCollegeにて留学をしています、日本語学科2年の相馬隆人です。春・夏学期、そして夏休みを終え、現在は秋学期が始まっております。6ヶ月経った感想なども含めて、授業面・生活面についてお伝えできればなと思います。

【授業面】
この秋学期、私は4つの授業を選択しました。ENGL201と呼ばれる現地の大学生とともに受ける最高レベルのアカデミック授業、数学の授業、そして2つの英語サポートクラス(文法/アウトドア探検)を取っています。しかし、4つの授業を取ることが初めてであったことなど、新たな環境に適応することができず、学ぶことは好きだったのですが、次第にストレスを大きく抱えるようになってしまいました。今は授業のインストラクターと相談をし、今学期は学習を見送ることにしました。この決断にいたるまでに葛藤を繰り返しましたが、自分の体調を崩してしまっては、残りの留学を有意義に過ごせないと思い、こういった決断をしました。授業内容・形態を詳しくお話できないのは非常に残念です、すみません。しかし、留学というのは机上の学習のみで成り立っているものではなく、他国の人との交流、英語でのコミュニケーションだと思いますので、学習面以外をより大切にできるようになれた今振り返ると、良い決断をしたなと思います。先生方はどなたも心配をしてくださって、学生の意思を優先してくれるので、自分でストレスを抱えるのではなく、それをもとに成長できる選択肢を選ぶことができて嬉しく思います。

【生活面】
7月辺りから今にかけて急激に円安が加速してしまい、いつも外食で済ます私にとっては大きな打撃となっていますが、日々の食事というのは私にとって一つのストレス解消法であるため、両親に許可を取った上で今もなお日々いろいろなお店に足を運んでいます。学生寮であるCedarHallの近くにはとても美味しい日本料理店、またショッピングモールやファストフードのお店なども点在しており、食に関して困ったことは殆どありません。秋学期は、新たに留学を始める人が多いため、必然的に寮で生活を始める人も多くなるので、私も今学期から新たなルームメイトが増えました。残念ながら、共有スペースの意識面、掃除の仕方など、異文化ならではの違いというものを大きく感じ、ストレスの原因となっていたため、ハウジングマネージャーに相談し、ルームメイト含めての面談をする機会を作ってもらい、改善することができました。学習面の項目でも書きましたが、自分一人でストレスを抱えるということは、留学生活に大きく悪影響を及ぼすことになります。ワットカムコミュニティカレッジにて手を差し伸べてくれる先生方、イベント企画をしてくださる現地の方など、みなさん相談に乗ってくれる経験豊富で頼りがいのある人なので、異国での自分のケアという点でも、どんどん意見をシェアすることは大切だと感じる学期でした。

【学内イベント・アウトドアイベントなど】
夏休みを生かして、様々な留学生向けイベントに参加しました。あるホームステイ受入れファミリーの方のお庭を使って、留学生と一緒にキャンプをしたり、私にとって初めての教会でお祈りをする体験をしたりなど、インドア派の自分にとってはたくさんの挑戦をさせていただきました。春夏と勉強メインで過ごしてきたので、発話面の向上はできたのですが、他の人との思い出が少なかったため、夏休みからの意識改革は自分の留学体験をより有意義にする良い行動だったと思います。10月にはハロウィーンがあり、大学近郊のダウンタウンでは、お店の店員さん、道を歩く人々などみんなコスプレをして楽しんでいました。見ているだけでしたが、本場のハロウィーンを体験することができ、とても良い経験になりました。

私は秋学期で帰国する予定なので、ラストとなる次回の留学生レポートでは、帰国後の感想、留学を通して学んだことなどをお伝えできればなと思います。