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レポート英語圏

【アメリカ】ウェスタンミシガン大学

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こんにちは。現在アメリカ、ミシガン州カラマズーにあるウェスタンミシガン大学に学部奨学金留学を利用し留学しています、国際関係学部国際文化学科3年関口です。今回が最後のレポートになるので、これまでの留学生活を振り返りながら、現在の留学生活についてお伝えできればと思います。

 

【授業について】
前のセメスター同様、今回のセメスターも現地学生とともに学部レベルの授業を受けています。前回のセメスターはアメリカの大学の授業の課題の多さや、日本の授業との違いに戸惑う事も多く正直辛かったのですが、今回のセメスターは授業や課題の仕組みにも慣れより「学ぶ事」に集中できている気がします。授業のスタイルは専攻や教授によっても大きく変わるので、これから留学を予定している方々はシラバスをよく読んだり、教授を評価するサイト等を利用したりしてできるだけ自分に合った授業を取れるようにしてみて下さい。また、私のような派遣学生や交換留学生はこちらで授業を取る際には自分で授業を絞り込んだ後、それぞれのアドバイザーに確認をとってもらう必要があります。アメリカの4年制大学となると授業の数も多く、授業を決めるのにも一苦労なので自分が何を学びたいか日本での専攻も加味して事前に授業を考えておくととても便利だと思います。

 

【語学学校と学部授業の違いについて】
これから留学を考えている方に私が伝えたいなと感じたことの一つが、語学学校と学部授業の違いについてです。私は最初の3か月間は大学付属の語学学校に通い、残りの2セメスターは学部授業を受講しています。どちらにも良い点はあるのですが、個人的には学部の授業を受講することをお勧めします。語学学校に通っていた時には周りは留学生のみという事もあり、あまり英語を話す機会や英語ネイティブの学生と関わることが少なかったのですが、学部授業を受講し始めてからは必然的に英語を話さなくてはいけない機会が増え、リスニングやスピーキングが伸びたと感じます。また、現地の学生とともに自分の専攻している分野を学ぶ事は大変ながらもとてもやりがいを感じています。学部授業を受講するには英語試験のスコアなど規定もあるので、自分自身の留学の目的と照らし合わせながら計画的に留学の準備をできるのがベストだと思います。

 

【冬休みの旅行について】
12中旬に秋セメスターが終了し、春セメスターの始まりまで約3週間冬休みがありました。この期間は一部を除いて寮が閉まるためほとんどの学生は旅行に行きます。私はニューヨークとフロリダに行きました。ニューヨークには年末まで滞在していたので、ブロードウェイのミュージカルを観劇したり、バスケットボールの試合を見たりと観光を楽しみながらクリスマスマーケットなどに行き、アメリカのクリスマスを経験することが出来ました。フロリダでは年越しをし、ディズニーワールドとユニバーサルスタジオに行きました。ニューヨークとフロリダでは気候から景色まですべてが大きく異なり、同じアメリカでもまるで違う国にいるような経験ができたためとても有意義な冬休みを過ごすことが出来ました。

 

【最後に‐留学を考えている方へ‐】
この留学は私にとってとても大きな決断でした。これまでの留学生活を振り返ると学業や文化の違いなどに関する問題も多くあり、正直つらいことが沢山ありました。しかし、留学を決断したことを後悔したことは一度もありません。大変なこと以上に多くの経験を得たり、様々な人に出会ったりと留学をしてよかったと思えることが多く、留学生活を通して自分自身大きく成長できたと思います。もし、留学をするかどうか悩んでいる方がいたら挑戦することに時期や年齢、環境は関係ないと思うので、ぜひ挑戦してみて欲しいです。