International

レポート英語圏

【アメリカ】ワットカムコミュニティカレッジ

  • Facebookでシェア
  • Xでシェア
  • LINEでシェア

11月に引き続き2度目のレポート担当となりました。Whatcom community collegeに留学している伊藤誠と申します。所属は社会学部社会学科です。はじめに、いつも留学生活を気遣ってくださる国際交流センターの方々、社会学部事務室の皆様、担当していただいている教授に感謝申し上げます。
今回のレポートはWhatcom community collegeに行く予定のある、行きたいと考えている方の手助けになるものを私の視点から【学習面】、【生活面】の二点から述べていきます。有用な情報になれば幸いです。
 

【学習面】
この学校では一学期のうちに12単位以上取得することが求められます。
周りの学生は5単位の授業を2つ、2単位のものを1つといった授業の取り方をしている人が多いです。授業にはレベルが複数設定されているものがあり、授業名の後に数字が降られているのですが、その数字が大きければ大きいほど難易度が高く、ネイティブスピーカーが多い印象です。反対に数字の小さい授業では近くに住むお年寄りや留学生が受けている場合が多く、多文化を経験できる環境になっています。
また、学習をサポートしてくれる環境もそろっています。授業選択の際には学生はMath centerやWriting centerを利用することができます。Math centerでは文字通り数学の課題の手伝いを、Writing centerではエッセイの手伝いをしていただいています。また、市内の中心部に行けば、図書館があり、そこでも勉強することができます。
 

【生活面】
大東文化の学生はWhatcom community collegeとの協定から寮以外に住むことができません。そのため、食料や日用品が必要な場合はバスに乗り、WincoやWolmartといったスーパーマーケットに行きます。Wincoは食料品が安く、Wolmartは巨大な敷地にあらゆる種類の商品が並べられており、ショーケースに鍵をかけられ展示されていた銃を見たときに文化の違いを感じました。バスは学生証をタップすることで、ベリンガム市内は無料で利用することができます。基本的に車を持っていない留学生の足になるもので、どうしても車が必要な場合にはアメリカ人の友人を頼ることが多いです。
私が個人的に驚いたことは先ほど述べたMath centerやWriting centerといった機関は学生を中心に雇用されていて、大学内には他にもジムの受付や芝刈の手伝いなどアルバイトできる場所が多いことです。余談ですが、アルバイトをするにはSocial Security Numberといったものが必要であり、一般的には応募してから2週間程度で届きます。しかし、私の場合、5か月前に申請したSSNがいまだに届いていません。2度オフィスに出向き、説明しました。アメリカのおおざっぱさに触れながら生活しています。