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レポート英語圏

【アメリカ】ウェスタンミシガン大学

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こんにちは。ウェスタンミシガン大学に協定校留学、学部奨学金制度を併用して留学している文学部英米文学科3年の大野と申します。本レポートを通して、渡米してから半年が経過した現在の留学報告をしていきます。
 
ここカラマズーでは、一週間ほど前に大雪警報となり、5,6日間ほど積雪が続きました。季節の変わり目か、私は体調を崩してしまいました。アメリカで熱を出すことを恐れていましたが、2週間ほど体調を崩し、大学内のヘルスセンターにかかりました。軽度の喘息と診断されましたが、薬を処方されすぐに完治しました。もし留学中に体調や体の不調を感じ診察が必要な際は、保険適用内の病院に行くか、大学内のヘルスセンターを受診することをお勧めします。予約が必要ですが、とても親身に診て下さいました。私のスイートメートも体調を崩していたため、ポットや日本から持参したカイロを分けると、アメリカではカイロはTargetやAmazonで購入出来るものの安価ではなく、使用することも珍しい為、とても喜んでいました。
 
秋セメスターに入ると、韓国人のルームメイトと暮らすようになりました。始めは初めて会う人との共同生活に抵抗がありましたが、相手も交換留学生だったこともあり、直ぐに打ち解けました。休日には寮内で一緒に自炊をする等、楽しんでいます。また、スピーキング力の向上と、円安の影響から大学内のダイニングセンターでアルバイトをし始めました。院生のインドの方とシフトを組んでいるのですが、インドから見た日本のイメージや情報を聞くことはとても興味深いです。また、別のシフトではベトナムの人と組んでいますが、最近仲良くなり、ブラックフライデーの日には早朝からシンガポールの友人と一緒にアウトレットへ連れて行ってもらいました。バイトを通して私が感じた事は、皆、無意識に周りに気を配っており、重く物事を捉えることなく助け合い、仲良くできる事です。私はその環境がすきです。彼らの考え方や言動に尊敬する所があります。沢山あり紹介しきれませんが、例えば、シェフは現地の大人が殆どですが、年齢関係なく、皆名前を直ぐに覚え、どの様な人でもコミュニケーションをとる事が出来ます。また、体が不自由な人が来ると、車椅子を押し、代わりに食事を持ち運んだり、目が見えない人にはどこにどんな料理があるのか案内したりします。加えて、初めは不慣れだった私にも同じアルバイトをする学生たちがYou good!と分かるまで教えてくれました。皆生い立ちや背景が違う事を理解しつつ、自分の意見も伝え、間違ったことはきちんとどんな相手にも伝えます。日々勉強になることが多いです。
 
勉強面においては、課題が非常に増えました。平日は勿論、休日も課題や予習、復習の時間が必須です。私は図書館に行くか寮内のスタディールームを利用して勉強しています。図書館は深夜2時まで開いていることもあります。クラスのメンバーは18人ほどで、年齢も19~32歳と差がありますが、皆とてもいい人で、お互いを高めあい、ポジティブ思考をもっています。コンゴの友人はミスに怯えません。むしろ積極的に授業を中断してでも問題解決を試みます。いつも焦らず一つ一つ理解することが大切だと気付かされました。また、年上のトルコの友人は、プレゼンの発表の仕方や本題までの導入の仕方がとても上手く、私の興味のある心理学を生かした仕事をしており、話を聞いていてとても興味深いです。
 
留学期間も折り返し地点という事で少し早いように感じます。残りの留学生活も悔いなく過ごしていきます。読んでくださり、ありがとうございました。