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レポート英語圏

【アメリカ】フィンドレー大学

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こんにちは。現在、フィンドレー大学に留学している外国語学部英語学科ヨーロッパ二言語コース英仏系3年の松本怜紋です。私は、大東文化大学海外派遣交換留学と外国語学部奨学金制度、JASSO奨学金の併用をしています。留学期間は、2022年8月8日から2023年5月までとなっており、今回が最後のレポートになります。今回のレポートでは留学に行って良かった点を振り返ってみようと思います。

 

留学が終わった今、アメリカでの一年を振り返ってみると、大学生活の大切な1年をアメリカでの経験にあてるという選択は、間違えていなかったと思います。わたしの中で変化が大きかったのは、学ぶことや挑戦することに対する考え方です。これは、現地で出会ったアメリカ人学生だけではなく、その他の国からきた学生、日本人学生がとてもいい影響を与えてくれました。

 

フィンドレーで出会った友達の1人に、微生物について学んでいる友達がいました。彼女は、微生物の研究を通し、ガンに効く薬を開発したいという夢を持っていました。今ある世界をより良いものにしたい、という彼女の学習に対する姿勢、目的設定は、とても合理的で、応援したくなるものでした。ただ単純に、語学を勉強し、世界中の人と繋がりたい、と考えていた自分にとっては、とても新鮮で眩しい考え方でした。生涯学習の時代である今、この考え方を忘れずに、自分の学びで、どのように人を助けることができるか、を考えながら学んでいきたいと思います。

 

また、フィンドレー大学には、大学院での新たな学びや博士号を求めて、世界中から多くの大人が集まっていました。大学を卒業した後、数年仕事をし、その後に外国へ再び学びに行くという人は、日本ではあまり見ないと思います。何歳になっても向上心を忘れず、新しいことに挑戦している彼らの姿は、とてもかっこいいと思いました。自分がやりたいこと、学びたいことに対して、言い訳(年齢や経済状況など)することなく生きていきたいと思います。

 

最後に、日本人学生についてです。フィンドレー大学には日本からの留学生も多くいました。そこにいたすべての学生が、留学に対して強い思いを持っており、留学終了後に何がしたいかなど、明確な計画を持っている人が多い印象を感じました。留学に来ると、日本人との関係を一切経ってしまう人もいますが、私の場合、フィンドレーで出会った日本人はとても魅力的で、お互い良い影響を与え合えるような人達でした。留学中の日本人との関わり方については、いろいろな考え方がありますが、私は彼らと出会い一年を共に過ごすことができ良かったと思っています。

 

今回の留学では、日本ではできない経験をすることができ、日本では出会えない人たちと出会うことができ、とても自分の人生にとって記憶に残る一年となりました。ここでの経験と築いた人間関係を大切にし、新しいことに挑戦し続けたいと思います。