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レポート英語圏

【アメリカ】ワットカムコミュニティカレッジ

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こんにちは。今年の3月末から、アメリカのワシントン州ベリンハムに位置するWhatcom Community Collegeに留学している英語学科3年のNIです。私は奨学金留学と減免留学制度を利用しており、留学期間は1年を予定しています。ここでの生活が始まってから、早くも3ヶ月が経過しました。今回のレポートが初めてとなりますが、これから留学を考えている方に少しでも有益な情報になるよう、本レポートを通して、私の留学生活の様子をお伝えしたいと思います。

【授業について】
春学期は、ELL13、ESOL15、ESOL88、ESOL90を受講していました。これらの授業は自分で選択したものではなく、留学前に行われたズーム面接とエッセイの提出によって、現地のインターナショナルプログラム担当の方が私のレベルに合った授業を選んでくださいました。ELL13では、年齢や国籍の様々な生徒と一緒に文法や発音練習、カンバセーションなど、オールジャンルを満遍なくという内容でした。この授業の生徒は全員、英語が第一言語ではなかったのですが、全員がスムーズな会話が出来る印象でした。先生やクラスメートはとても優しく、質問もしやすい環境だったため、自分の合ったレベルで無理なく授業を受けることができました。ESOL15はライティングの授業で、topic sentenceとは?という内容から、様々なお題のエッセイをたくさん書きました。私は4技能の中でライティングに苦手意識があり、毎回似たり寄ったりな内容になってしまうことが悩みだったのですが、回数を重ねるうちに、自分でもエッセイの幅が広がったと感じました。ESOL88は、留学生が新しい土地で快適な生活を過ごすことを目的とした授業でした。机に向かって授業というより、バスを利用してダウンタウンやアジアンスーパーなど、ベリンハムの色々な場所に訪れ、授業感はほとんどなく毎回校外学習の気分でした。(笑)ESOL90は、スピーキングとリーディング中心の授業で、興味のあるニュースを読んで要約し、それをグループで発表したり、パソコンを使って長文読解をしたりしました。夏学期からは、学部の授業を取ることが可能なESOLのクラスになったため、コミュニケーションの授業を履修しています。学部の授業は、現地の学生と一緒に、現地の学生レベルの授業内容を学ぶので、一気に内容も難しく感じるようになりました。また、先生の話すスピードが速かったり、知らない単語がたくさん出たりと大変ですが、同時にやりがいも感じています。

【生活について】
春学期は、ELL13の授業が毎日9:30から始まるので、朝起きるのが辛いと感じる日も多々ありましたが、よく言えばこの授業のおかげで早寝早起きを心がけることができました。授業の終わる時間は曜日によっても異なり、14:00~16:00に終わるので、放課後は大学内にあるジムに行って体を動かしたり、週に1度ルームメイトと一緒に食料品を買いに行ったり、課題に取り組んだりしています。私は現在、寮で生活していて、食事は3食自分で用意しなくてはいけません。朝昼は自分で用意し、夜はルームメイトが料理の得意な子だったので、毎日色々な食事を作ってくれていました。現在は非常に円安が進んでおり、外食はなるべくしないようにしていますが、月に1度その日は何でも食べたいものを好きなだけ食べても良いというチートデーを作成しました。この日は私にとってとても大事な日で、自分にご褒美を与える日を作ることで、心の健康も保てると思います。^^休日は、友人と寮でお菓子作りをしたり、映画を見たり、買い物に行ったり、ダウンタウンに行っておしゃれなカフェに行ったり、毎週異なる週末を過ごしています。さらに、インターナショナルスチューデント向けのイベントがいくつもあるので、シアトル旅行やホエールウォッチング、カヤック体験など通常より安い料金で参加することができます。また、春学期が終わって夏学期が始まるまでに約10日の春休みがあったので、私は友人とロサンゼルスとカリフォルニアディズニーに訪れました。いつも生活している比較的田舎で自然豊かなベリンハムとは違い、大都会のアメリカを感じられたのはとても良い経験で、最高に楽しい春休みを過ごすことができました。

【最後に】
アメリカでの留学生活がスタートしてから3ヶ月、現時点ではホームシックや大きなカルチャーショックを感じることもなく、毎日穏やかな気持ちで生活できています。英語力に関しては、留学前と比較すると(特にリスニング)伸びていると思いますが、周りと自分の英語力の差を感じてしまったり、言いたいことが上手く伝えられず悔しい思いをしたりすることもあります。しかし、留学に来た目的を忘れず、これからの留学生活も気を引き締めて頑張りたいと思います。日本にいては絶対に経験できなかったことや、留学に来てから見えるようになったものなど、大変なこと以上に留学をして良かったと思うことばかりです。ですので、不安はあるけど少しでも留学をしたいと思っている方は、思い切ってチャレンジしてみることをお勧めします。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。