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レポート英語圏

【イギリス】ケント大学

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こんにちは。文学部英米文学科4年のS.I.です。私は今年の5月からイギリスのケント州カンタベリーにあるケント大学へ学部の奨学金留学制度を利用して留学しています。今回が初めてのレポートになりますが、留学を検討している方に少しでも有益な情報になると幸いです。本稿では留学してからの3か月間の様子を学習面と生活面に分けて説明させていただきます。

【学習面】
私は現在Pre-sessional Courseに所属しており、9月以降学部の授業を受けるための準備として語学研修をしています。私のクラスは日本人4人、タイ人6人、チリ人1人の合計11人で構成されており、学部生は私を含め3人しかおらず、周りはほとんど大学院生か社会人のためレベルが高く、初めはついていくのに苦戦しました。授業は週に5日あり、9:00-11:00と11:30-13:00の2部構成(月曜日のみ+14:00-16:00)で行われ、Reading & Writing, Listening and Speakingの4つを総合的に学習しています。座席は国籍の違う人と隣同士になるように座らなければならず、授業はペアワークやグループワークがとても多いため、日本の座学中心の講義とは異なり、必然的に英語で会話をすることが求められます。私の性格上あまり喋る方ではなく、更に英語で会話をしなければならないため、初めの2か月はあまり意見を出さずクラスメイトの意見を聞いたり、同意したりするだけで終わってしまうことも多かったですが、現在はだいぶ慣れ、積極的に意見を出すことができるようになってきました。毎週金曜日に行うSeminar Discussionでも自分から意見を出したり、他の生徒の発言に自分の意見を補足したり、少しずつですが会話を広げることができるようになってきました。現在通っているPre-sessional Courseは8月末には終わるため、残り約1か月となりました。最終エッセイやプレゼンテーション、テストなどに追われとても忙しいですが、9月以降現地の学生と一緒に学部の授業を受講できるように頑張っています。

【生活面】
私は大学の寮で暮らしています。6月上旬頃に一度寮の引っ越しがあり、現在はクラスメイトの日本人3人と隣のクラスの日本人1人の合計4人で同じ寮に住んでいます。トイレ、シャワー、キッチンは共用ですが、日本人しかいないこともあり何のトラブルもなく生活することができています。食事は自炊がメインで、シティーセンターに行って食料を調達することが多いですが、大学内にcoopというスーパーがあるため、頻繁にそこに行く必要はありません。週末にはクラスメイトのタイ人と一緒にご飯を作って食べたり、tripやmovie night, game nightなどstudent ambassadorsが計画してくれるイベントに参加したりして過ごすことが多いです。普段はPre-sessional Studentsとしか会話をすることがないため、週末のイベントはネイティブの方々と話す良い機会になっています。

ケント大学で出会った全ての方が本当に優しく、イギリスに留学に来てよかったと感じています。留学が終わる来年の4月までにたくさんの経験をしたいと思います。