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レポート英語圏

【フランス】リヨン・カトリック大学

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海外留学生レポートをご覧の皆さん、こんにちは。私は外国語学部英語学科、ヨーロッパ2言語コースの英仏コースに所属している平田和也です。2回目のレポートになります。留学開始から半年以上経過しました。留学前よりかは外交的に、自信を持って行動できるようになった実感があります。少しでも進歩できた実感が得られて嬉しいです。
春学期も含めた数ヶ月間、フランス語漬けの日々を送りました。文法や語彙は学んできた内容を活かせましたが、会話はそう簡単にはいかないことを痛感しています。正直、ここまでは想定内でした。ただ、作文の課題でも「意味不明だ」と幾度となくダメ出しを受けました。定期的に自信喪失する日々です。しかし、フランス語を浴び続ける中で、必要な情報の取捨選択が徐々に上達した気がします。最終テストでも、リスニングの点数は1番伸びました。たとえ短くても、会話の機会を自ら作りにいったり、分からない語彙をこまめに補填したりした結果かも知れません。また、以前書いた通り、先生方も学生も良い人ばかりでした。学期の最終日には、クラスメイトと先生で何故かピクニックに行きました。毎授業、笑顔が絶えないクラスでした。その中に少しでも混ざれて良かったと思います。
ここからは休日の話です。こちらの夏休みは約4ヶ月の長期間になります。他の方のレポートでは、周辺国に旅行していたり、夏期講習を取って勉強に専念してみたり、色々ですよね。私はというと、少し外出の頻度が増えたくらいです。現時点では、夏期講習も取っておらず、過去の先輩方に比べると大したことないと自分でも思いました。もっと行動すべきだったと後悔気味です。とはいえ、幾つか観光地を訪れることはできたので、そのことをお伝えします。
1箇所目はパリです。どこかを詳しく見たというよりも、全体的に広く浅く見て回った形です。有名なポンヌフ橋を見ることは決めていました。しかし、ルーブル美術館を通り、アンヴァリッドの退役軍人センターを過ぎ、気付けばエッフェル塔で写真を撮っていました。エッフェル塔は想像より大きかったです。そう遠くない距離に名所が乱立し、目の前に資料で見聞きした風景があります。想像と現実の差が埋まっていき、なんとも不思議な気持ちになりました。
2箇所目は、ジャパンエキスポです。フランスにいる日本ファンが、日本文化と出会うイベントになります。私は行ったことがないですが、日本のコミケに雰囲気は近い気がしました。大型の会場に数多くのブースが並び、コスプレをした参加者も大勢集まります。流石にここに掲載はできませんが、私もその何人かと一緒に写真を撮りました。ブースは、物販がほとんどですが、囲碁や花札など日本文化の体験コーナーもありました。食事ブースではおにぎりが人気だったようです。勿論、ゲーム・マンガの関連店は想像以上に多く、その影響力の大きさを実感できました。
加えて、リヨンの中だけでも、ショッピングモールを訪れたり、気になっていた博物館を訪れたりしました。博物館に関しては、リヨン市内の大学生だったので、学割が効いて入館料が無料でした。リアルな動物の展示の他、日本の甲冑や能面も見られました。外食の機会も徐々に増やせていると思います。残りの期間は、自炊もそこそこに、食文化も十分堪能したいです。

1回目をご覧になった方も、そうでない方も、最後まで見て下さってありがとうございます。良ければ初回のレポートも見ていって下さい。