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レポート英語圏

【アメリカ】ワットカムコミュニティカレッジ

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外国語学部英語学科3年のU.S.です。私は今年の4月からアメリカのワシントン州ベリンハムにあるWhatcom Community Collegeへ減免留学の制度を利用して留学しています。これから留学をする方、留学を考えている方に有益な情報となるよう学習面、生活面から書かせていただきます。
(学習面)
留学から約4か月が経ち、現在は夏学期を過ごしています。春学期は他の学生が述べているので、私は夏学期について書かせていただきます。授業は主にESOLというインターナショナルの学生に向けた授業と現地の学生と学ぶことができる学部の授業に大きく分かれています。学部の授業を受講できるようになるのはESOL113のレベルからです。私は春学期ESOL113から始まり、夏学期ではESOL115を受講しています。現在ESOL115の他にESOLの授業をもう一つ、学部の授業を一つ受講しています。ESOL115の内容は主に、引用文献を含めたエッセイの練習、リーディング、授業内のディスカッションです。この授業でリーディング、ライティング、スピーキング、リスニングの4技能を兼ね備えて学習できていると感じます。私は元々長文のエッセイを書くことに苦手意識がありましたが、この授業を通してエッセイの書き方を学び、自分のライティングスキルが上達したと思います。文法や語彙なども講師が丁寧に訂正して、分からないところも教えてくれます。学部の授業はコミュニケーションスタディという授業を受講しています。グループになってディスカッションをしたり、プレゼンをしたりととても身になる授業です。現地の学生と学ぶことで、コミュニケーションの幅が広がり、英語の学習にもつながります。夏学期は多くの学生が帰省をするなどで、他の学期と比べると現地の学生が少ないと思います。また、夏学期は約8週間しかないのであっという間に過ぎていくように感じますが、授業の内容が濃いので、学習面、生活面ともに有意義な時間を過ごせると思います。
(生活面)
現在、学校の寮で生活をしています。寮はとても清潔で何事も不便なく快適に過ごすことができています。学校のすぐ隣にあるので、通学の面でも便利です。キッチンやリビングスペースなどがある一つの部屋(ユニット)を最大4人で共有します。もちろん、個人の部屋もあります。ユニット内でそれぞれ違った国や文化の学生と生活することができるので、最初は慣れないこともありますが、新たな発見があったり、様々な話が英語でできたりと、楽しい生活を送ることができています。食事は自炊をしています。最初の頃は、アメリカの味に慣れないこともありましたが、今では試行錯誤をして料理をしています。学校が無料で食料を提供してくれるフードパントリーがあるのでとても助けられています。また、ワットカムの学生は市内であればバスを無料で利用することができます。なので、交通費はほとんどかかりません。さらに、インターナショナルの学生に向けたプログラムも充実しています。私は、ホエルウォッチング、シアトル旅行、カヤックなどをこのプログラムを利用して経験しました。普通少額では行けないようなところに行くことができるので、とても良い経験だったと思います。
約4か月間アメリカで留学してみて、たくさんの経験や学びがありました。生活をしていて、文化の違いに気づけたと同時に、日本の良さにおいて、も改めて感心することも多々ありました。今の時点では、まだ自分の英語力のなさに気づかされることも時にはありますが、周りの学生も強い意志を持って留学しに来ているので、お互いに鼓舞し合いながら頑張っています。残りの留学生活も有意義な時間が過ごせるよう精進していきたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。本稿がこれから留学を考えている学生の良い情報となれば嬉しいです。