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レポート英語圏

【オーストラリア】グリフィス大学

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こんにちは。文学部教育学科四年の瀬川祥子です。私は現在、協定校、学部奨学金留学を併用してオーストラリアにあるグリフィス大学に留学しています。今年の2月に日本を出発し、ここでの生活を開始してから約7ヶ月が経過しました。こちらでの留学生活を主に学習面と生活面に分けてお伝えできればと思います。少しでも参考になれば幸いです。
学習面については、最初の4ヶ月はグリフィス大学附属のG E L Iという語学学校に通っていました。学校は大学のキャンパス内にあり、語学学校の学生も他の大学生と同じように図書館やテニスコートなどのスペースも使うことができました。語学学校は平日の朝9時から13時半まで授業が行われていて、語学力によってクラスが分けられており最上位のクラスは大学進学に向けた授業が行われています。


私は最上位のクラスの一つ下のクラスから入学したのですが、そのクラスでは主に文法や短いクリティカルな文章の書き方、サマライズの方法などを学びました。授業内ではゲームなどを行うこともあり、クラスの8割ほどが日本人だったので、正直、日本の学校で英語の勉強をしているような感覚でした。最上位のクラスでは、大学でのエッセイライティング、ディベート、プレゼンテーション、チュートリアルの方法などを学びました。このクラスは大学進学者のみ入れるため学習題材もアカデミックなもので、宿題も多く、厳しく大変でしたが、様々な国籍のクラスメートと一緒に学びに励むことができて、刺激や学びが多くとても成長できました。この時のクラスメートとは今も仲間のような関係で、本当に特別な存在だなと感じています。


大学生活については、大学に入って1ヶ月が経過しますが、オンラインによる講義と対面のチュートリアル(生徒同士で意見を交換する授業)が多く、最高でも4コマしか授業を取れないので、日本の大学生活とかなり違いを感じます。語学学校とは違い教授もネイティブに向けて専門用語も交えて早く話すので、講義を理解するのはやはりとても難しいです。ただ、オンラインの講義では英語の字幕機能があったり、クラスメートも助けてくれたりするので、本当に何もわからない!ということはないかなと思います。私が今まで生活した印象では、こちらの人は教授も含めとても親切で、様々なバックグラウンドに寛容なので、割となんでも聞きやすい環境だと感じます。

 

生活面については、学寮は高かったので今はこちらのサイトで見つけたシェアハウスに住んでいます。オーストラリアの外食は一食日本円だと2000円ほどしてとても高いので基本的には自炊をしています。スーパーの食品は高くありませんが、オーストラリアは車社会で家の周りに何もなく、また、ほとんどのお店が5時ごろに閉まるので、計画的に買ってくること、スーパー近くの家に住むと良いです。こちらにはアジアショップも多く、日本食を作るのに必要なものはそこで購入することができるのでとても便利です。移動手段はバスを主に使っていて、大学に入ると学生割を使って半額で乗ることができます。
休日の過ごし方は、ゴールドコーストに住んでいた時は、語学学校の友達とバーベキューをしたり、ビーチに行ったりしてのんびり過ごすことが多かったです。
ブリスベンに引っ越した後は、大学のバディプログラムの仲間と出かけたり、大学のジャパンクラブの交流イベントに行ったり、大学以外でもインターナショナルのイベントに行ったりして、様々な国籍・学科の友達ができ、また日本の文化に興味がある学生とも交流できるのでとても楽しいです。ブリスベンは街を歩いていても楽器を弾いている人がいたり、美術館、博物館、ミュージカル、国際イベント、など様々な文化を感じる機会が多く刺激的です。また、街の中に大きな公園もあるので、疲れた時1人で息抜きができる場所もあり、ゴールドコーストと比べると交通の便利さも含め様々な体験ができる場所だなと思います。グリフィス大学はゴールドコーストとブリスベンどちらもキャンパスがあるので、留学を検討されている方は留学先の街の環境なども是非事前に調べてみてください!
最後まで読んでくださりありがとうございました。