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レポート英語圏

【イギリス】ケント大学

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こんにちは。文学部英米文学科4年のS.Iです。私は学部の奨学金留学制度を利用して、5月からイギリスのケント大学に留学しています。現在は留学に来てから半年が過ぎ、残すところ約5か月となりました。今回のレポートは2回目になります。本稿では1回目のレポート後の様子について、前回同様学習面と生活面に分けて説明させて頂きます。

 

(学習面)
私は5月から8月までの4か月間、学部の授業を受けるための準備としてPre-sessional Courseという大学が提供している語学コースに所属していました。そこではReading, Listening, Writing, Speakingの4技能に加えDiscussionの5つの授業を受けていました。8月の末にKITE TestというIELTSのような大学独自の試験があり、それに合格すると9月から始まるAcademicの授業に参加できるというシステムでした。KITE Testでは4技能のテストに加え、プレゼンテーションやエッセイ課題もありとても大変でしたが、無事にそのテストに合格し、現在は現地の学生と一緒に学部の授業を受けています。私はWomen Artistsという授業と留学生向けに開講しているDeveloping English Language Skills, Talking Culture: Exploring Intercultural Awareness Competenciesの3つを履修しています。Women Artistsでは授業名の通り女性のアーティストにフォーカスし、当時の時代背景と照らし合わせ、作品に込められた想いなどをクラスメイトとディスカッションをしながら考えていきます。この授業を履修している学生のほとんどがネイティブで、ネイティブでないのは私だけな上に、授業形式がセミナーなのでみんなで意見を出し合わなければならず、最初は全然授業についていくこと、意見を出すことができずにとても苦戦しました。ただ、この授業では授業内でデッサンをしたり粘土で彫刻のようなものを作ったりするのでそれがとても楽しいです。留学生向けの授業は日本人、中国人、インド人、イタリア人、フランス人、ドイツ人、スペイン人など多国籍なため、いろいろな国の文化を学ぶことができます。アクセントも国によって異なるため、最初は聞き取れず聞き返すことが多かったですが、最近は1回で聞き取れることが増えました。留学生向けの授業はどちらもPre-sessional Courseの延長線のような感じですが、ヨーロッパ圏から来ている学生は私からするとネイティブと変わらないくらいの英語レベルで、積極的に意見を出したり質問をしたりするため、授業の進度と難易度は上がったように感じます。

 

(生活面)
9月に新しい寮に引っ越し、現在は1つのフラットに私含め5人います。キッチンは2つのフラットで1つのキッチンなので10人で1つのキッチンを利用しています。以前住んでいた寮とは違い、現在住んでいる寮はメインキャンパスから近く、Coop(スーパー)も近いため、5~10分で教室、スーパー、ジムなどどこにでも行くことができとても便利です。イギリスは現在冬で、日中でも10度以下の日がほとんどでとても寒いです。また日照時間がとても短く、朝は7時半でも暗く夕方は4時半ごろには暗くなり始めます。晴れる日もありますが、冬は雨の日が多いです。私は暑い夏の方が断然好きなので今の気候は好きではないですが、部屋は常にヒーターが付いていて暖かいのであまり困ることなく生活しています。今週で秋学期が終わるため現在は最終課題で忙しく、休日も図書館で課題に取り組んでいます。冬休みにはロンドンのWinter Wonderlandに行ったりアフターヌーンティーに行ったり、楽しみな予定がたくさん詰まっているので後1週間課題と授業を頑張って楽しい冬休みを過ごしたいと思います。