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レポート英語圏

【カナダ】ラヴァル大学

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こんにちは。私は外国語学部英語学科3年の数馬です。私はカナダのケベック州にあるラヴァル大学に、協定校留学・奨学金留学を利用して留学しています。2023年8月末から留学し始め、現在約4か月が経過しました。留学期間としては2025年5月上旬までの9か月間で、今回が1回目のレポートとなります。このレポートでは、【学習面】【寮について】【生活面】についてお話させていただきます。これからラヴァル大学への留学を考えている方々のお役に立つようにお伝え出来たらと思います。(学習面・生活面共に、同時期に一緒にカナダへ留学し、クラスも一緒だった遠藤みなみさんのレポートと併用して見ていただければ、一番分かり易いかと思われます。)


【学習面】
※まず初めに、大学での授業は2学期(2セメスター)に分かれており、1セメスター目(秋学期)は9月から12月まで、2セメスター目(冬学期)は1月から5月までとなっています。そして各セメスター内で2つに分かれており、中間試験と期末試験がそれぞれあります。それぞれのテストまでの間隔については、まだ1セメスター目しか受けていないため、現時点での情報となってしまいますが、中間試験までは約7週間で、期末試験までは約5週間ほどの期間があります。そして語学学校はレベル1から6までのクラス分けがされており、入学前にオンラインでテストを受け、その結果からクラスが分けられます。そして履修する授業は必修以外は自分で選ぶことが出来ます。
そして1セメスター目で私は週に4コマのフランス語の授業を取っています。1日一コマで、火曜日から金曜日まで授業があります。それぞれ授業は2時間50分で、休憩時間はその授業の先生によって変動がありますが、15分〜20分間となっています。授業中に2回、10分間ずつ休憩を取ってくれる先生や、授業の半分くらいで、一気に15分の休憩を取る先生がいます。私が受講している授業では後者の方が多いです。火曜日は唯一の必修の授業で、文法を主に学習しながら、スピーキング、ライティングも同時に学習します。水曜日はスピーキング、木曜日は短い文の発音等をする、スピーキングとリーディング、金曜日はライティングというような授業形態となっています。私の取っているクラスは、働きながら勉強している方がほとんどで、年上の方が多く、同世代は少ないです。授業中は皆さん積極的に質問していて、発言している印象がとても強いです。日本では考えられないほどであり、とても刺激を受けます。授業後は度の授業も毎週課題が出ます。量が少し多いので大変ですが、課題のおかげで授業内容をもう一度復習できるので、その面では助かっています。何週間か前に中間テストが終わり、1週間の休みがあった後にまた授業が始まり、来週に期末テストを控えています。期末テストは範囲が少し短いですが、内容は更に難しいので、しっかりと成績を取れるように頑張ろうと思います。


【寮について】
留学前に寮の申し込みをする際に、女子寮か男女共用の寮か選ぶことが出来、私と一緒に来た友達は女子寮にしました。何個か寮があるうちで唯一の女子寮で、寮自体は古くなく、新しいわけでも無いですが、きれいな寮だと思います。部屋は1人部屋で、大体五畳か六畳くらいの広さだと思います。部屋には洗面台、ハンガーラック、長机、壁のラック、壁付の収納棚、暖房(調整不可)、イス二個(1人用のソファーのような形と普通の形のイス)、ベッド(ベッドの上にはマットレスとカバーのみ)、小さめごみ箱、固定電話、コルクボードっぽい物、縦に長い窓が付いています。家具が色々ついてるので、少し狭く感じますが、1人なので充分な広さだと思います。お風呂とトイレは他の方と共用で、部屋を出て、廊下のどこかにあります。同じ階の部屋の近くに両方ともあります。寮の部屋に行ったときに、一番驚いたのは、ベッドです。ベッドにはマットレスとカバーしかなく、布団も枕もありません。そして、マットレスが硬めなので、今まで硬いマットレスで寝たことない方はストレスに名rかもしれません。なので、マットレスカバーの上にウォルマート等で買える布団を強いたりすれば、少しはましになります。ですが寝具は事前にレンタルで借りることが出来るので、借りるのが一番早いかもしれません。
そしてキッチンについてですが、キッチンは他の寮と比べると一番広く、一番使いやすいキッチンだと思います。寮の人数が多いのもありますが、キッチンの部屋が地下に2個あります。お昼ご飯の時間と夜ご飯の時間は結構混雑するため、他の方と一緒に使ったり、譲り合って使っています。それをきっかけに友達になることもあるので、友達を作るいい機会だと思います。そしてキッチンの使い方についてですが、汚いことが多いです。使い終わった後にキッチンにある台ふきで掃除してくれてる方もいますが、掃除せずにそのままだったり、流しの中に生ごみを流したままだったりということがあります。ですが、毎日清掃員の方がトイレもお風呂もキッチンも掃除してくださっているので、毎日汚いという分けでは無いです。

 

【生活面】
11月に入り、徐々に寒い日が増え始め、12月に入ってからはマイナスの気温が当たり前になってきました。今年の初雪は10月30日で、雪の降るケベックはとてもきれいですし、私は関東出身で、雪が沢山降るのが当たり前では無かったため、初雪が降った日はとても興奮しました。そしてスケートが出来る時期となり、留学に一緒に来た友達と、ケベックで出来た友達と一緒にスケートに行ってきました。学校の近くに屋内のスケート場があり、ケベックの友達の車で行きました。スケート場は広くて、ケベックでスケートをするのは念願だったので、出来てとても嬉しかったし、とても楽しかったです。バスでも行ける距離なので、ぜひ行ってみてほしいです。そしてここはバスでどこでも行くことが出来るのでとても便利です。買い物に行くにも遊びに行くにもバスで大体のところはバスで行くことが出来るし、期限内で回数無制限のバスのパスを大学を通じて、作ることが出来ます。作るときは高いかもと感じるかもしれませんが、1セメスター内なら何回でも乗れるのでコスパもとてもいいですし、交通費を気にせず出かけることが出来るので、本当に便利です。そのため、必ず作ることをお勧めします。
そして11月末からオールドケベックではクリスマスマーケットが始まりました。本格的なクリスマスマーケットで、街並みがクリスマス一色になって、屋外のスケートリンクも設置されます。そして沢山の出店があります。ホットワインやホットチョコレートが飲めたり、フランスパンにチーズフォンデュをかけたものだったり、ソーセージなどの食べ物をはじめ、ブティックなど色々な種類のお店があります。約1か月間開催しているため、出来るだけ沢山行きたいと思っていますし、現時点で友達と毎日のように行っています。何も買わないで散歩がてら散策して雰囲気を味わうという楽しみ方もできるので、何回行っても飽きないです。
そして12月1日からケベックの友達とモントリオールに行ってきました。その友達はモントリオールに実家があるため、実家に車で帰るついでに一緒に乗せていってもらいました。3日間のモントリオール旅行で、1日目はモントリオールに行く途中で、ケベックの友達おすすめのプーティンのお店に行き、夜ご飯にプーティンを食べました。そして2日目は、モントリオール観光を少ししたあと、一緒にきた友達のお母さんとその友達や、日本で出会って、現在モントリオールに留学している友達と、ケベックのクリスマスマーケットで出会った韓国人の友達と一緒にチャイナタウンへ行き、中華料理を食べました。久しぶりに中華料理を食べることが出来たし、本当に美味しかったです。そして3日目はモントリオール美術館に行きました。そして夜にはモントリオールのクリスマスマーケットに行きました。ケベックとはまた違う良さがあるマーケットでとても楽しかったです。そして3日間とも雪が沢山降っていて、雪の降るモントリオールはとてもきれいでした。また機会があればまた絶対行きたいなと思っています。
今後の予定としては12月23日にケベックで出会った友達や色々な友達と一緒にクリスマスパーティーをする予定です。皆でプレゼント交換をするのでとっても楽しみです。そしてその次の日には一緒に来た友達と2人ででもパーティーをするのでそれもとても楽しみです。
勉強は大変ですが、こっちに来てから色々な友達が出来たし、ここでの生活はとても楽しく、本当に充実しているなと思います。もう半分ほどしか留学期間が残されていないのはとても悲しい気持ちになりますが、残りの期間も勉強も生活も全て充実して過ごせるようにしていきたいと思います。