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【アメリカ】Whatcom Community College

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国際関係学部国際関係学科3年のM.Sです。私は今年の6月からアメリカのワシントン州ベリンハムにあるWhatcom Community Collegeへ減免留学の制度を利用して留学しています。この記事がこれから留学をする方、留学を考えている方の参考になれば幸いです。学習面、生活面、その他の気づきの2点について書いていきたいと思います。今回のレポートは二回目となり、前回は夏学期のことについて書いたので秋学期について書いていきたいと思います。

 


(学習面)
秋学期は、9月19日から12月の8日まであり、授業は月曜日から金曜日まであります。ESOL113をパスしたのでESOL115、Public SpeakingとCeramics(陶芸)の授業を秋学期に取りました。ESOL115が火と木曜日の9:30〜11:20、金曜日の11:30~1:20。Public Speakingが火と木曜日の1:30~3:50。Ceramicsが月と水曜日の9:00~11:20。学校のクラスに加えBellingham Technical CollegeのEnglish Language Learner (ELL) programを使用して月と水曜日の週二回一時間チューターのサポートを受けていました。ESOL115では、ライティングの書き方について「Great Writing4」を使って学びました。ESOL113と異なるところは宿題が多かったことです、毎週2~3チャプター分小説を読み内容をまとめたり、その翌週にクイズに答えたりしました。数十ページの文章を読む経験はなかったので非常に負担のある宿題でした。加えて、Reading Response Journalという毎週一つ記事を読んで要約と感想を書くものもありました。ESOL115はEnglish101というアメリカの学生たちも受けるクラスの前のものなので、夏学期に比べるとより厳しくライティングに加えリーディングもたくさんしなければなりませんでした。Public Speakingは、プレゼンテーションのクラスでした。生徒数は20~25人ほどで日本人は私一人、他はアメリカの学生とラテン系の小さい頃にアメリカに移住してきた人たちなどでした。授業の説明をすべて聞き取るのは非常に難しく何度も教科書やクラスの生徒に質問をして確認をしました。日本の授業と比較してみて、アメリカのクラスは色んな人が意見を投げ合いすぐに議論が始まります。教授が質問を投げかけなくても、手を挙げて意見を述べている生徒がたくさんいました。
Ceramicsのクラスは、陶芸の技法について学びその技法を使って作品を作り、最後に批評するという形式でした。創作物は個人的に得意ではないので、作品に自信がなかったのですが、他の生徒や教授が良いところを見つけて褒めてくれるので授業を受けるにつれて自信をもって自分の作品を作れるようになっていきました。この授業で、アメリカの学生や人々は褒めることが上手だと気づきました。最後に、Bellingham Technical CollegeのEnglish Language Learner (ELL) programについてですが、もし興味がある人はメールして利用してみることをおすすめします。無料で使えて、希望によって英語のレッスンや宿題で分からないところがあれば質問出来て、助けてくれます。秋学期にアカデミッククラスを受けてみて、実際のアメリカの授業の様子を知ることができたのは非常に良い経験だったと思います。特に、Public Speakingを通して、意見を言うことと人前で話すことに以前より慣れ、自信をもって話せるようになりました。

 


(生活面・休日)
私は、秋学期も同様ににCedar Hall (Whatcom Community College Student Housing)というカレッジの学生寮で生活しています。夏学期は、日本人のルームメイト一人でした。しかし、秋学期から二人のアメリカ人と一人の新しい日本人留学生がルームメイトとして入居してきました。三人ともとても良い人たちでトラブルなく留学生活を終えることができました。授業外では、夏はインテ―ナショナルバイブルスタディに参加していましたが、平日で忙しかったので行きませんでした。代わりに、TalkTimeという交流イベント、Japanese Clubとバトミントンクラブに参加していました。夏学期とは違い、多くの学生がいたのでクラスやイベントで他の人たちと交流する機会が多かったです。食費については、Food Bankという食料を無料で配っている場所があったので物価の高さや円安につき利用させてもらいました。アメリカは文化が日本より高いですが、Food Bankや中古品店、ディスカウントストアなどが充実していて、節約したりお得に買い物が出来たりします。ちなみに、私はRossがディスカウントストアの中で好きです。
留学の中で一番やらなければいけないのは勉強だと思います。その点、Whatcom Community Collegeは少人数クラスやライティングセンターなど勉強するには良い機関や環境であると思います。少人数のため、アカデミッククラスであっても教授に非常に質問しやすいです。私が受けたクラスの教授は質問を受けることが大好きで、快く質問に回答してくれました。加えて、Whatcom Community CollegeがあるBellinghamという町は、娯楽が少ないし、秋にはよく雨が降っているため誘惑が少なく落ち着いて学習に専念できる環境だと思います。人それぞれ、合う、合わないがあると思うので、他の留学生レポートも読み比べて、自分に合う留学場所を決めてください。この投稿が学校や国を決める際にあなたの助けになれば嬉しいです、これから行く方の留学生活の成功を祈ります。