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レポート英語圏

【アメリカ】Whatcom Community College

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外国語学部英語学科3年のU.S.です。私は前年の4月からアメリカのワシントン州ベリンハムにあるWhatcom Community Collegeへ減免留学の制度を利用して留学しています。本稿の記述時点で留学9ヶ月目になります。これから留学をする方、留学を考えている方に有益な情報となるよう学習面、生活面から書かせていただきます。

 

(学習面)
今学期では、ESOL113,115を受講し終わった後のEnglish&101の授業を受講しました。English&101は現地の学生と実際に授業を受けることができます。ESOL115までは現地の高校生以下のレベルを学びますが、English&101では現地の大学生のエッセイレベルで学びます。授業内容は主に、長文読解、ディスカッション、長文エッセイです。特に私が苦戦したのは、授業内で行われるディスカッションです。もちろんネイティブの学生とディスカッションを行うので、話すスピードがとても速く聞き取ることで精一杯な中、自分の意見も発言しなければいけません。内容もこれまでと違って一段階難しくなるので、予習は必要不可欠です。授業内で配られたテキストを読み解き、自分の意見を予めノートに書いておくと、ディスカッション時に焦らず自分の意見を言えて、授業時間を有意義なものにできると思います。また、私の受講したクラスでは学期中に2回の1250words(Word約5枚)程度の長文エッセイを書かなくてはいけませんでした。私は長文エッセイが苦手なので、初めての長文エッセイに最初は不安もありましたが、先生の優しいサポートもあり、しっかりとポイントを取ることができました。この課題でアカデミックエッセイの書き方を学び、長文エッセイへの態勢がついたかなと思います。English&101を受講して良かった点は、ネイティブの学生と学ぶことができるだけでなく、ライティングスキルの幅を広げることができたことです。エッセイを書き終わるごとに先生や生徒からのフィードバックをもらうことができるので、自分では分からない客観的な意見をエッセイに反映させることができます。English&101を通して、4技能すべてのスキルを向上させることができたと思います。大変なこともあり挑戦的ですが、英語力向上を目指すならばチャレンジしてみてもいい授業だと思います。

 

(生活面)
私は今まで寮で生活していましたが、留学6ヶ月目からホームステイ先での生活を始めました。しかし、ホームステイに変更するとなると、自分でホームステイ先を探すなど、すべての責任は学校ではなく自分自身の責任になるので、慎重に決めることをおすすめします。私はクラスが同じ友達にホームステイ先を紹介してもらいました。寮との違いを簡単に説明すると、普段の生活を友達と過ごすかアメリカのホストファミリーと過ごすかです。寮は友達の幅を広げ、友達と簡単に会うことができるので、多国籍の友達との時間を過ごしたい人、他の人と生活するのが難しい人は寮がいいです。ホームステイはアメリカの家族に加わることでアメリカの家族行事や生活を経験できます。日本に比べてアメリカは祝日や行事を家族と過ごすことが多いので、たくさんの思い出ができると思います。文化の違った国での生活は新鮮で刺激的なものばかりでとても楽しいです。日常会話を毎日ホストファミリーとするので、少しずつ自分の英語力が向上しているのが実感できます。結果、寮とホームステイの両方を経験できたことは私にとってどちらもとても素晴らしい経験になったと思います。長期留学を考えている方は、寮とホームステイ両方を経験してみるのもいいと思います。
1年の留学も残り3か月となるので、後悔のないように最後まで気を抜かずやり切りたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。本稿がこれから留学を考えている学生の良い情報となれば嬉しいです。